朝降っていた雪も止んで陽ざしも柔らかくなってきました。
今日は3月3日の雛祭り
何だか今年は雛人形を飾る気分が湧いてこなくて迷っていたけれど
一年間暗い箱の中ではお雛様もさみしかっただろうと思い立ち
お飾りしました。
やっぱり出してあげて良かった
お顔に少しほっとしたような 柔らかい 微笑みが
母が お願いね!って言っているような気がして
そうよね
私が最後までお守りすると決めたんだからね。
{お雛様のこと}
今私の傍にいてくれるこの雛人形は母のずっと前から繋がってきている貴重なものです。
雛祭りが近づくと母はいつもK子に雛段飾りを買ってあげたいと言ってくれていました。
まだ若かった私には少し地味で今時のお雛様をと思ってくれたのでしょうが
私は新しい段飾りよりも今のこの雛人形がとっても大切だと思っていました。
キラキラと輝いているわけではないけれど
でも何故か素朴?で凛とした佇まい シャープなお顔立ちがとっても気に入っていました。
そして今
私に繋がってきたことに意味があります。
この先どういうお別れになるのかわかりませんが
もう少し一緒に時間を重ねていきたいと思っていますからね。
おかあさん 私はこの雛人形が貴女に繋がっていることがうれしいのです。
愛しさがあふれてきます。
何かで読みました
雛人形はお守りとして一人に一つでお下がりにするものではないとのこと
そうなんですかね
先代から繋がってきた私の大事なお雛様が 無事お守りとしてのお役目を果たし終えたとき
しっかりお清めをして感謝の気持ちを込めてお別れさせていただきます。
🎎 おひなさま 🎎