奈良盆地に浮かぶ島と金剛・葛城の峰。
手前から、箸墓古墳・耳成山・畝傍山。
平成28年(2016年)10月6日
舗装道路は天理ダムからの車道。
南城跡は右に行く。
雨乞い信仰の藤井田龍王社の社と立派な神木を右に舗装道路を暫く進む。
案内板の立つ分岐を道標に従い南城本丸跡に向かう。
少しの時間で奈良盆地が一望できる開けた所に着く。
案内板に有ったてんぐ岩のようだ。
心地よい風が吹き上がって来る。
我が家の位置もほぼ確認できる。
頂上まであと一息。
先に進もう。
階段の先から曲輪群が始まる。
当時の石段(たぶん)や礎石が残る3つの曲輪跡を駈け上る。
龍王山の三角点586mが立つ南城跡の主郭跡は、広々として眼下に奈良盆地が一望できる。
稲穂が黄金色に輝くのはあと少し先か。
奈良盆地を眺めながら静かな山頂で、昼食・コーヒータイムとします。
日当たりの良い山頂西側でなぜかこの時期ヤマツツジ。
心地よい風の吹き抜ける山頂でのんび~~~り過ごし、4名のパーティーが登って来たので、
12:20下山開始。
山を下り舗装道路を北城跡に向かう。
馬池を通り案内板の所で舗装道路と別れ山道に入る。
ミゾソバ
ゲンノショウコ
北城跡は植林に覆われ当時の痕跡が判明しずらく、本丸跡にたどり着けなかった。
(後で分った事だが、本丸跡へは案内板を通過し舗装道路を下り龍王山跡の石碑の横にある小道を入るのが良い様だ)
写真は本丸跡ではなく、曲輪跡。
北城跡を後に、舗装道路を下山に使う長岳寺コースの入口に向かう。
トイレを通過、案内板横の道標の所から下る。
写真は北城跡に向かう時に撮影。
階段が続き、岩盤の露出する道を下る。
落石が転がる場所もあり注意が必要だ。
長岳寺奥の院への分岐。
此処からもいけるんだ。
植林の中、暫く平坦な尾根道が続く。
雑木林の中の下りとなると道端に不動明王の石仏が。
足元には石箱仏。
コウヤボウキ
木々の間から西側が開け金剛・生駒の山並みが見える。
ミズヒキ
急な下りが続く。
岩盤が露出し、濡れて滑りやすい。
ロープの架かる場所もあり慎重に行く。
天理トレイルセンターまで1.2km。
足元が良くなってきた。
お地蔵様を過ぎると前方の視界が広がり道は平たんになって来た。
畑や田んぼ、民家が出てくるとゴールは近い。
道は民家の間を抜け、長岳寺の山門前を右に行くと天理トレイルセンターに着く。
天理トレイルセンターは改修の為休館中。
敷地を抜けると駐車場に着く。
今日も無事に帰ってきた。
奈良盆地を囲む青垣の山々で、西側のダイトレが通じる山は登る機会が多いが、東側の山は今回が初めてだったが、期待以上の山旅となった。
季節を変えて又登ろう。
山ノ辺の道も久しく歩いていないし。
次はどこにするか。