如月に入り今朝も氷点下1.1℃まで冷え込んだ奈良、風もなく日差しを浴びて
日中は10.2℃迄上がり、穏やかな一日に。
12時、8.6℃、40%
11時からサンルームからの引き戸を開ければ、暖かな
空気が居間へ流れ込み、久しぶりに19℃に設定したガスヒーターが切れた。
地球温暖化に少しは貢献できたかな?。
本当は家計には嬉しいことで、昨年春からガス料金も電気代も上昇を続け、
さらに食料品を含めあらゆるものの値上げラッシュがやってきている。
一方22年度の公的年金は、物価や現役世代の賃金も下がったことから0.4%
減額され、「悪いインフレ」に陥り始めた。
*「悪いインフレ」は製品を作る際の費用が増加して、生産費用の増大を賄
うために物価が上昇するインフレで「コストプッシュ型インフレ」と。
「良いインフレ」は経済全体が活性化して、需要が増大することにより、
品物が不足気味になり、物価が上昇するという経路をたどるインフレを
「デマンドプル型インフレ」と呼び、政府と日銀が目指している方向です。
だが今や難しい局面に差し掛かっていますね。
床の間に今年は大津絵の寒念仏ではなく、福は内・・・のこの軸が・・・
悪いインフレもこのように去ってくれれば嬉しいのですが・・・
昨日の奈良市内の様子を車上から撮れば・・・
若草山焼きで、
近鉄奈良駅前に
県庁前まで来る
興福寺・南大門跡の階段の上には「中金堂」の甍が見える
猿沢池前では
そして五十二段の右横に興福寺の五重塔が・・・
COVID-19・オミクロン株の感染増で観光客が一気に減ってしまいました。
静かな奈良では、1271回目の東大寺修二会、正式には「十一面悔過」に向け
練行衆の方々もCOVID-19対策で、PCR検査を受け、2月6日から隔離生活に。
3月15日の満行まで、40日近くほぼ隔離状態が続きますね。
ご苦労様そして有難いことです。
昨年12月16日に発表された練行衆11人の皆様です。(敬称略 )
【四職】 和 上 =橋村公英
大 導 師=上司永照
咒 師 =上野周真
堂 司 =尾上徳峰・祥明寺(福岡県)
【平衆】 北座衆之一=池田圭誠・金龍寺(奈良)
南座衆之一=佐保山曉祥
北座衆之二=中田定慧・隔夜寺(奈良)
南座衆之二=平岡慎紹
中 灯 =狹川光俊
権処世界 =清水公仁
処 世 界=望月大仙・普賢光明寺(神奈川県)
そして2月20日から「戒壇院」で修二会・別火坊にて
通称二月堂「お水取り」の本行は3月1日~14日、
3月15日で満行になります。