カメラを片手に

熊野三山の奥宮「玉置神社」へ十津川の旅②

雨の朝も10時迄にはあがり、最低気温も6.6℃と暖かく、昼前には日差しが
戻ってきた奈良で、14℃迄上がるようだが、この暖かさも今年最後かも。
真冬並みの寒気があすには南下してくるようだ。
      12時、10.8℃、88%

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はウコギ科の常緑低木「ヤツデ・八手
葉は長さ・幅ともに20~40cmで掌状に裂け、のこぎりの歯のようなギザギザ
の縁を有し、人の手に似ていることで、「お客さんを招く」「お金を招く」
ことから縁起の良い木とされて庭木などに植えられている。
風水ではこの大きな葉が邪気が入るのを防いでくれるので、魔除けになると
 
秋から初冬に 円錐状に多数の蕾をつけ、5mmほどの白い複合花序を咲かせ、
雄しべが先に育ち、枯れ落ちた後、雌しべが成熟する。
このことから花言葉は「分別」とされる。
 花の後は緑の実になり、次第に黒くなる。  (2022.12.10谷瀬のつり橋で)
      
 
12/10谷瀬のつり橋10:30・・(空中の村)・・11:45玉置山神社駐車場11:50・・
12:10玉置山神社12:25・・12:45玉置山頂上12:55・・13:10玉置山神社駐車場
・・13:50果無集落前駐車場14:10・・14:30十津川温泉 ホテル昴

谷瀬のつり橋を10時半に出れば、勝浦迄行って十津川温泉に戻れないので、
玉置山神社にと目的地を変更して国道168号を行けば、道の駅「 十津川郷」を
過ぎ、バイパスの新しいトンネルをでると、空中の村の看板、こんなところに
「果無集落」があったのかと勘違いして、右折すれば川沿いを行く狭い道に。

古いナビは頼りなく、携帯の電波も途切れ心配しながら小一時間山道と格闘
・・・対向車は一台もみない。
やっと「空中の村」、21世紀の森紀伊半島森林植物園の中にある空中散歩の
できる施設でしたが、休業中でった。
       

玉置神社へとの案内があったところへ戻り、対抗しずらい山道を玉置神社を
目指す。やっと一台に出会い、奥駆道への案内板とともに道が山中へ。
花折塚に世界遺産奥駆道に石碑がひっそりと
      

玉置山展望台に車が一台見かけるもそのまま車を走らせた。
やっと玉置神社に到着したのは11時45分、こんな山中、第一・第二駐車場も
車が30台以上駐車し、りっぱなトイレとお店まで、びっくり!。
流石、パワースポットと言われるだけの人気がありますね。
駐車場から西を見れば、山また山です。


鳥居をくぐる

参道へ。  

枕状溶岩の案内板が、海底火山の噴火により噴出した玄武岩質の溶岩が冷えて
固まったもの。
地殻変動により地表に現れ、日本列島や紀伊半島の形成を考える貴重なもの。
      

さらに樹林の参道を行けば二股に、右側に鳥居で参道が下へと続く。
      

ぐんぐん下り、天然記念物スギの巨樹群が現れ、手水舎が見えれば、奈良県で
一番大きな杉の木がまだ下にあると。訪れれば太さは11m、高さ約50mにも。
      

手水舎で浄め

大鳥居をくぐり、石段から御本殿へと上がります。
      


玉置山の頂上近く、標高1000m付近に鎮座する玉置神社は、第十代崇神天皇の
時代に王城火防鎮護と悪神退散のため、 創建されたと伝えられています。
入母屋造り内陣に三社を奉祀、欅(けやき)材の堂々たる社殿です。
  

古くから熊野から吉野に至る熊野・大峰修験の行場の一つ、平安時代には神仏
混淆となり玉置三所権現または熊野三山の奥院と称せられ霊場として栄える。
江戸時代には別当寺高牟婁院が置かれたが、慶応四年の神仏分離により玉置
三所大神、更に玉置神社となり現在に至る。      
      

左側から神武社(迦具土神、速玉男神、高倉下神 )
若宮社の祭神は住吉大神(底筒男命、中筒男命、表筒男命)、
八幡大神【応神天皇、比売神(多岐津姫命,市杵嶋姫命,多紀理姫命,神功皇后)
春日大神(武甕槌命、経津主命、天児屋根命、天美津玉照比売命) 】


この後ろに、「夫婦杉」と神代杉との案内に従い
      夫婦杉

その奥に「神代杉」樹齢3000年、高さ20m、 幹周8. 3m がおられ、主ですね。
圧倒させられ、屋久島の縄文杉と同じ雰囲気が・・・
      神代杉

左側から大日堂社、御神輿殿
    

社務所は修理中?で、神楽殿で御朱印が受けられた。
社務所は1804年の建立で入母屋造銅板葺き、桁行22m、梁行15m、北面に
玄関を設け、南面は懸造とし、 地階には参籠所を備え、神仏混合の名残です
1988年に国指定有形重要文化財に指定された。          

さらに右へ向かえば、「磐余杉」?痛々しいですね
      

そのまま右に行けば「三柱神社」で祭神は倉稲魂神(うがのみたまのかみ)・
天御柱神(あめのみはしらのかみ)・国御柱神(くにのみはしらのかみ)の三柱、
      

出雲大社教玉置教会があり、十津川村の祖霊社の元締めといわれる  

玉置水神社の先に二股に分かれ、左側に上がる道が玉置山頂1076.4mへ続く。
👆玉置水神社   👆
 

奥駆道の山頂へ急な整備された山道を息を切らせて上へ上へと歩を進める。
      

半分ほど上れば、玉置神社奥宮の「玉石社」、 
玉置山御神体、大己貴命御鎮座される神聖な場所で、白い石が置かれる。
   

さらにその直ぐ上に「霊石三ツ石神祠」
御祭神は磐裂神イワサクノ 、石折根神イワサクネノ 、軻遇突智神 

杉木立から広葉樹のミズナラ、針葉樹のモミやツガに代われば頂上は近い。
      

玉置水神社直ぐの登り口から15分で山頂1076.4mの三等三角点です。
沖見地蔵様がおられました。(写真撮り忘れ)

鐘をつきました。
  

頂上からの眺望で、晴れておれば熊野灘が・・・

少し遅い昼食は「めはり寿司」で、谷瀬茶屋で購入1個170円です。
新葉の高菜で包まれ、具はおかかと高菜の茎かな、美味しかった。
      

帰り道は駐車場へと尾根沿いの気持ちの良い道を行く。
          

15分で駐車場に着き、次は念願の「果無集落」へと車を・・・

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「旅行」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事