遅れていた沖縄地方と奄美地方の梅雨入りの発表がありました。
どちらも昨年より3日も遅く、平年では沖縄は11日、奄美では9日も遅いと。
さて昨日は「草木が茂って天地に満ち始める」という二十四節気の一つ
「小満」、奈良はというと遠く東の若草山の芝も緑色に輝くほどの良いお天気
気温は朝方の14.9℃から上昇し、午後2時現在の最高気温は25.1℃、爽やかな
五月晴れの一日に。
11時、22.3℃、61%
小庭では、早くも「ホタルブクロ」が咲きだしました。
お隣の白花ホタルブクロが早くから咲いていたのですが、やっとですね。
東大寺の大仏ボタル(ゲンジボタル)の羽化はいつになるのでしょうか。
5/21
NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はナデシコ科の「セキチク・石竹」
英語で「China pink」、中国原産で平安時代に渡来したナデシコの仲間です。
和名の由来は、石のあいだに生えて葉のかたちが竹ににていることから。
ナデシコとの鑑別点は、花弁の切れ込みが浅めで丸っこく色鮮やかで、
背丈も低い点です。
花言葉は『女性の美』、
別名は、夏の間、咲き続けることで「トコナツ(常夏)」ともされ、
新古今和歌集275 高倉院御歌:トコナツ常夏として、女性の美しさを詠む
『白露の 玉もてゆへる ませのうちに 光さへそふ とこ夏の花』高倉院
『白露の 玉もてゆへる ませのうちに 光さへそふ とこ夏の花』高倉院
訳)白露の玉で結った竹などで作った背の低い垣根の内に
その玉の輝く光さえ加わって咲いている美しい常夏の花
さらに中国渡来からで「カラナデシコ(唐撫子)」とも呼ばれたことで、日本在
来種のナデシコを「ヤマトナデシコ」と呼ぶようになったともされる。
枕草子 上巻中 第67段 草の花は
「草の花は撫子、唐のはさらなり、大和のもいとめでたし
女郎花、桔梗、朝顔、刈萱、菊、壺すみれ・・・・・」
と記され、宮中では両方の美を愛でていたようですね。
また今日は「小学校開校の日」、155年前1869年のこの日、京都市に日本初の
小学校「上京第二十七番組小学校」を住民達で資金を調達して開校した日。
1873年、現在の御池中学校の地に校舎を新築移転「柳池小学校」と名称を変更
1941年の「国民学校」を経て、1947年からの新学制により「柳池中学校」と
2003年に合併して新たに「京都御池中学校(中高一貫校)」になる。
京都御池中学校の前に「日本最初小学校 柳池校」と刻まれた石碑が建つ。
明治になってすぐ、小学校を開設するなんて京都人は素晴らしいですね。
でも戦争を経て、現在の教育制度にもほころびが出てきましたね。
こども園(幼保連携)や中高一貫校が増え、高校制度の義務教育化等を含め、
今後633制もいかなる変遷を遂げる?