横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

修学旅行1

2007-11-09 08:15:27 | 旅行

天草五橋の一部

昭和32年に京都の高校生だった約250人が北九州へ修学旅行に行った。
それから50年、当時と同じ季節に同じメンバーで同じコースを巡ろうという夢が実現した。
いろんな事情で若干コースや見学場所を変えたが、5泊6日だったのを3泊4日で回った。
昭和32年
11月7日 太秦広隆寺集合、バスー汽車ーバスで大阪天保山へ、船で九州へ (船中泊)
   8日 11時別府着、高崎山と地獄めぐり 観海寺で宿泊
   9日 汽車で坊中 バスで阿蘇山頂へ 汽車で熊本着 
  10日 熊本市内見学後汽車で三角へ、連絡線で島原 バスで小浜温泉 
  11日 バスで長崎へ、市内見学・自由行動のあと汽車で鳥栖へ 夜行急行「雲仙」 (車中泊)
  12日 10時 京都駅着
平成19年
11月4日 午後3時京都駅集合 バスで大阪南港へ、船で九州へ (船中泊)
   5日 6時半別府着、これ以降貸切バス、海地獄見学のあと阿蘇山へ、そして熊本
   6日 水前寺公園見学後、天草、雲仙を巡って 小浜温泉
   7日 長崎市内を見学後、博多へ 新幹線のぞみで夜8時半ごろ京都駅着

さすがに全員とはいかないけれど、途中参加を含めて男性19名、女性13名が大いに楽しんだ。
ほかに一人が南港まで見送りに来てくれた。

その様子はこれから記事にする予定だが、6日の携帯投稿で「ハプニング」と書いたので
そのことを先に片付ける。



八代海を眺め天草五橋を渡って、本渡を過ぎ鬼池港へ向かっているとき、
窓の下に白いものが見えたと思ったらドンという音がしてバスは急停車した。
車輪の上方のパネルが歪み給油口のフタが開いている。


坂道を斜めに降りてきた軽乗用車がバス左側面に接触し横転したのだ。
運転手が上向きになっているほうのドアから脱出し、
燃料漏れなどがないのを確認して車体を起こした。


ここはT字路だが、写真の右側から斜めに細い坂がある。
そこを降りてきてブレーキが利かなかったか前方不注意で車道に飛び出し、
バスに接触したらしい。
どのタイミングか分からないが、接触した道路標識も曲がっている。


かなり損傷しているが、運転手にもたいした怪我はない。
幸い我々バスに乗っていたものにも異常がなかったのでよかった。
ちょっとタイミングが違うとひどい事故だったかもしれない。


誰かが110番通報し、しばらくしてからパトカーが来たが
どうやら最寄の交番かららしく、おまわりさんは一人だった。


しばらくして、いかにも交通警官という雰囲気のパトカーも到着して
両方の運転手さんに話を聞き始める。
ゼロ百で軽自動車側の一方的過失ということになったらしい。


意外なことに、救急車まで駆けつけた。
観光バスの衝突事故ということで大事をとったのだろう。
誰もお世話になる必要はなかったが、
軽自動車の運転手さんは後になって痛みが出ないか心配なところだ。

我々は若いおまわりさんに集められ名前を書いてくれと言われたが、
名簿提出で済ませてもらった。
また「異常はありませんか。あとで問題が出たら診断書を持ってこちらの警察まで来てください」
などと説明を受けた。

余裕があったのと事故処理を急いでくれたので、フェリーに乗り遅れないですんだ。
また次の日、軽自動車の運転手からお詫びとしてお茶とお菓子が届けられた。