エゾヨツメのいた草むらから谷戸のほうへ降りて行く途中に
ハートに近い葉を1個だけつけた芽生えが見えた。
そばを眺めると蔓を延ばしてところどころに同じ形の葉がある。
オオバウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)だろうか。花が見られるといいのだが。
谷戸まで下りたところにカツラ(カツラ科)の木がある。
良い香りのする葉っぱがやはりハート形だ。
道の傍の水の中にも新芽がたくさん。
ハンゲショウ(ドクダミ科)だ。
これからぐんぐん伸びて、梅雨のころに葉が白くなるはずだ。
水面から顔を出して咲いている花はネコノメソウ。
斜面側で芽生えているのはゼンマイ(ゼンマイ科)の栄養葉。
機械のゼンマイバネの語源となった渦巻き状の新芽には綿毛が覆っている。
栄養葉は、渦巻きから展開して葉っぱらしくなる。
胞子葉がたくさん伸びている株も見られた。
マミジロハエトリ(ハエトリグモ科)
ここはいろんな虫が住んでいるが、それを狙うクモたちの種類も多い。
マミジロハエトリは前に見たデーニッシュハエトリ、ネコハエトリなどの仲間だ。
何かを抱えているように見えるので拡大してみると、別の小さなクモだった。