クサフジ(マメ科)
湿原にはクサフジのように、ほかの草や木に蔓を絡ませて延びる植物も多い。
星が丸い玉になっている白い花・・前に見たことがありそうだが思い出せなかった。
イケマ(ガガイモ科)
帰ってから調べてもすぐに分からなかったが、ふいにイケマだったと判明する。
カモメヅルやコバノカモメヅルと同じ仲間だから構造は似たようなところがあって、
白い花と思った部分は実は副花冠で、深く5裂した薄緑色のものが花冠だ。
シベが合着した蕊柱(ずいちゅう)はよくわからない。
細長い感じの黄色い花が広がっているところがあった。
ナガミノツルキケマン(ケシ科)
いかにもケマンソウの仲間らしい花はツルキケマンの変種でナガミノツルキケマンという。
実が熟すとちょっと触れただけで弾けて種子が飛ばされる。
在来種のクサフジも健在。ナヨクサフジしか見たことがありませんから
よかったなとホッとしました。
イケマはおーちゃんが書いていらっしゃるように星が球状に集まって
可愛い花ですね。以前にも見せていただいたことがあるでしょうか?
だとしたらこんなに可愛いのに完璧に忘れています。白い部分は副花冠で
薄緑色の部分が果敢というのも面白い。ガクが花弁の役割をして主張するものは
よく見かけますが、イケマは花弁がガクの役目のような。
葉を見ると、ガガイモの仲間というのに納得です。
ナガミノツルキケマンというのも初めまして。ほっそりした黄色の先端の濃い色が素適なアクセントですね。
ところで、こうした高原の湿原の、野草生い茂る場所では蚊はいかがでしたか?
クサフジのほうが花の数は少なめの感じがしました。
イケマは何年か前に、やはり八島湿原で見たのを紹介したことがあります。
小さな扱いで自分でも忘れていましたから、ご無理もありません。
花弁とかガクとか花冠とか副花冠とか人間が勝手に分類していますが、
元はみんな葉っぱですから植物たちにとっては普通のことなのでしょうね。
葉っぱの形でガガイモの仲間と納得していただいたのはさすがです。
湿原で蚊に悩まされることは全くありませんでした。標高が高いせいでしょうか。
イケマ、可愛らしいお花ですね。
ケマンの仲間にも蔓状のものがあるのですね。
拝見すればするほど奥の深い植物観察ですね。
だからおーちゃんには興味が尽きないのでしょう。
高いところへ行くとやっぱり普段見られない植物が見られるものですね。
もう少し近ければ気軽に行きたいところです。
蔓性のケマンは種類が少ないらしいです。今度は蔓らしいところを撮りたいです。
よく似た特徴の花から、同じ科や属で探されるのかしら?
私なんかは 横着していますが、それでも何かの時に
判明すると 嬉しいものです。
ガガイモ科のイケマ・・・
花や葉の仕組みや特徴より、花に乗って?いるアリさんの存在に
目がいってしまいます。
こう言うの大好きな写真ですから♪
キケマンの仲間と言われてみると「成る程!」と納得しました。
イケマの場合は科が思いつきませんでした。
白とか星型とか丸とかいろんなキーワードを組み合わせて検索してみるのですが、
なかなかピッタリとした画像や名前が出てきません。
イケマに蟻が来ていますね。仲間のガガイモにもアリがたくさんやってきます。
花の蜜や構造に似たところがあるのでしょう。
☆ クサフジ花 蔓をまるめて 遠めがね
八島湿原 霧ヶ峰山
雄大な景色に囲まれていないと気が落ち着きません。
今度の休み、高峰高原へ、ハテさて台風が気にかかる
今度やってみます。
小さな草花たちもバックが広々しているからこそ生き生きして見えることもありますね。
高峰高原ですか。いいですね。
台風の影響がないことを祈っています。