腫瘍内科医一家のニューヨーク滞在記

ニューヨーク研究留学中での出来事を感想を交えてメモ代わりにつづります。

週末子供たちとMoMAへ

2010年04月12日 11時31分28秒 | 日記
 先週は、突然、なんと32℃まで上昇した日があったかと思うと、再び、日中の気温が10度を切ったりと寒暖差が激しく驚かされる。

 日曜日、久しぶりに子供たちとゆっくり遊んだ。
 子供のリクエストは、シャボン玉!である。
 
 たまたま、子供の学校のプールに必要とのことでビーチサンダルを買いに行ったときに、お店のレジ近くにシャボン玉があり、上の娘にせがまれて購入することになった。
 昨日、今日と、イーストリバー沿いにマンハッタンを眺めながらシャボン玉で遊んだ。
 シャボン玉で遊ぶにしては娘と息子は大きすぎるようにも思ったが、二人とも大喜びであった。
 
 自分としては、こちらの美術館巡りがしたくて仕方ないので、子供二人をそそのかして(!?)、ミッドタウンにあるMoMA(The Musium of Modern Art)へ出かけた。
  
 MoMAでは、現在、Tim Burtonの個展が開催中で、氏の描くモンスターが何とも可愛らしかった。なぜか、下の息子は大喜びで、上の娘は気持ち悪がっていたのが可笑しかった。個人的には、ジョニーデップ主演の映画「シザーハンズ」(1990年)で氏のことを初めて知り、独特の作風で注目していた。
 
 MoMAには、ピカソの作品が多数展示されていたが、やはり、自分が子供の時に感じた印象
と同様、子供たちには「下手な」絵に映ったらしい。「こんな絵の何がいいの。」と、という子供たちにうまく説明する言葉が浮かばない。せいぜい、「ピカソは普通の絵をかいたら抜群にうまいけど、自分の独自の世界として、あえてこのような絵の描き方をしているんだよ。」というのがやっと。

 個人的には、ゴッホの晩年の代表作とされる「The starry night」には、何とも言えない「怖さ」を感じ文字通り圧倒された。今度は一人でゆっくり見に行きたい。

 子供たちの感性になんらかの刺激を与えてくれたと信じたい。