腫瘍内科医一家のニューヨーク滞在記

ニューヨーク研究留学中での出来事を感想を交えてメモ代わりにつづります。

HIGH LINE

2010年11月04日 14時20分29秒 | 日記
 先々週末、家族ともにマンハッタンの西側のチェルシー地区を散策した。
 
 このあたりは、昔の建物や石畳の道が残っており、マンハッタンの中では珍しく風情がある。

 まず、以前廃線になった高架鉄道の線路を再開発し、公園化した「HIGH LINE」を訪れた。このあたり鉄道が走らなくなってしばらくさびれていたらしいが、不要となった高架に草木を植えて緑化し、さらに高架であることの見晴らしの良さを生かし、さらに高級アパート、ホテル等も誘致し見事、町の再活性化に成功した模様。わざと線路を残してあったり、芸術的なデザインも施されていたりと、なかなか凝ったつくりで感心した。道中、自由の女神が見えるスポットもありなかなか楽しい散歩ができた。
 このハイライン、開発中で将来的にはミッドタウンまでつながる予定なので、何年か先に、また歩いてみたい。
 High Line http://www.thehighline.org/
 サイト内に写真もたくさん掲載されていてイメージをつかんでいただけるかも。

 帰り道、近くにあるショッピングモール「Chealsea Market」http://chelseamarket.com/
に立ち寄った。
 ここは、19世紀末に建てられたナビスコ社の工場を改装して、1997年にオープンした食料品を中心としたモールであり、最近、ちょっとした名所になっているらしい。 
 立ち寄った10月中旬はハロウィーン直前ということもあり、ハロウィーンのデコレーション用のパンプキンが売られていた。このどでかいカボチャは飾りもので食べないらしい。
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 100年以上も前のお菓子工場跡ということで、内装は何ともいえずレトロでいい味を出していた。雰囲気につられて、思わずワインショップで赤ワインを購入したが、2週間経過した現在も封を切っていない。就寝前にワインを一杯なんて気分になれず困ったものだ。