腫瘍内科医一家のニューヨーク滞在記

ニューヨーク研究留学中での出来事を感想を交えてメモ代わりにつづります。

4月15日(金)のつぶやき

2011年04月16日 01時50分14秒 | 日記
05:13 from web
学校の保護者懇談で感じた違和感。近頃は、先生が生徒のことを「さん」づけて呼ぶらしい。これじゃ、何でも自分が正しいと思い込んでいるような親御さんのもとで育った子供は、先生や他人をなめてかかり、勘違いしてつけあがってしまうのではないだろうか。違和感感じまくり。こんなのやめてまえっ。
10:50 from web
どうでもいいことなんだけど。。。(その5)夜、誰もいなくなった研究室でひとり、妻が持たせてくれた玄米おにぎりを食べている。めちゃくちゃうまい。我が家の隠し味は、ふりかけでなく、お茶づけのりの素!!やっぱり、昔からお茶漬けのりは永谷園に限るのである。
11:00 from web
ある尊敬していたある女性に一言。口癖のように、うじうじした陰湿な女の世界が嫌いと言っておられたあなたこそ、典型的な「女」だったとは。(苦笑)それでも、私は人を憎めないのが困ったもの。
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4月13日(水)のつぶやき

2011年04月14日 01時49分30秒 | 日記
08:34 from web
日本に帰国された先輩からFace bookのお友達の誘いがあった。実はFace bookってどのように使うのかまだよくわかっていない。Face lockなら、今は亡き三沢光晴選手が、J鶴田からギブアップをとった衝撃は忘れられないのだが。失礼いたしました。
08:48 from web
 なんでお前たちは俺と違ってそんなに性格がいいんだ!親の言うとおりに育ち過ぎかも。世の中の川は、きれいな水だけで成り立っている訳ではないってわかっただろう。人生、汚れずにまっすぐ生きぬく事は実は最も難しいことだよね。だから、お父さんはええ加減なんだよ。言い訳ってか!
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有川浩さんの著作「阪急電車」と、そこに流れるまっとうな正義感

2011年04月09日 01時53分01秒 | 日記

 昨年末、知人から、有川浩さんの小説「阪急電車」をすすめられてお借りした。

http://www.amazon.co.jp/%E9%98%AA%E6%80%A5%E9%9B%BB%E8%BB%8A-%E6%9C%89%E5%B7%9D-%E6%B5%A9/dp/4344014502

 やや現実離れした設定、描写も散見されるものの、心ある人々にはさわやかな読後感はその欠点を補ってあまりあるものである。

 その中で個人的にひときわ印象的な登場人物。長年つきあっていた彼氏を会社の同僚に寝取られてしまい、復讐のために彼らの結婚式当日に、当てつけに純白のウエディングドレスで乗り込むバリバリの美人キャリアウーマン。彼女が、結婚式で、新郎新婦に痛烈な「討ち入り」を果たした。その帰り道、ある種の達成感と、いいようのない寂しさとむなしさを心に抱きつつ、ふと立ち寄った駅で、同級生から陰湿ないじめにあっている、幼稚園児(小学1年生だったか?)を目撃する。かつての自分を思い起こす彼女。正確な表現は忘れてしまったが、「女には特有の陰湿さがある。女という生き物は幼いときからすでにそのような部分を持っている。」といった内容だったと思う。その後、別の場面では、勘違い「自称」セレブの下品なおばさまグループのつきあいになじめない一人の主婦も出てくる。あえて、女性特有の陰湿さを繰り返し表現するあたり、作者ご自身も、これまでの人生、幼少時代から成長する過程で、女の陰湿さ、嫉妬深さに辟易してこられたのではなかろうか。サル山のボスともいえるリーダー格の意地悪な人間にターゲットにされたくないがために、いじめられている人間のことを助ける勇気がないどころか、意義をとなえる気概すらない。

 いじめている側についていた方が楽だから・・・。上司に何でもかんでもイエスマンの方が楽だから・・・

 われわれの日常にも、ばれなければ陰で何をしてもいい、身内や仲間内だけ大切にしてそれ以外はどうでもいいという、低次元の考え方の輩が相当はびこっていないだろうか。子供同士であっても、おばさま連中のランチでの会話であっても、そこに居合わせない第三者を標的にして悪口を言ってストレスを発散するような集まりは、言葉は悪いが、心の「ブス」養成学校といった趣であろう。誤解なきように補足すれば、ここで用いている「ブス」とは、心の奥底にある意地悪さが外見ににじみ出た様を表している。

 そのような輪から距離ができることは、たとえ一時的に孤立したとしても、むしろ誇るべきことである。ただ、多くのサル山のボスが併せ持つ立ち回りの良さ、狡猾さをも飲みこむだけの器量を身につけられないなら、サル山の群れの一員となる方が幸せだし、場合によればそれしか手段がないこともあろう。サル山のボスにもサル山のボスでありつづけるための努力もあるのである。だが、サル山のボスと本当の「リーダー」は根本的に全く違う。以前、ある高名な方からお聞きした、「まっすぐ生きることは、実は最も大変なことなんだ。」という言葉の意味は重すぎるし深すぎる。

 本作は、サル山のボス的生き方に多少なりとも違和感を覚える向きには拍手喝采であろう。あわせて、普通の感性の持ち主なら、おそらく誰の心にも大なり小なり存在する「サル山のボスになびく」自分の姿にも気づかされることであろう。

 何かしら不正が発覚すると、マスコミの主導のもとに世間はそのターゲットを袋だたきにする傾向があるが、そのような不正を生み出す土壌が日本社会の日常にあふれかえっているのでないだろうか。

 著者のまっとうな「正義感」を僕は大いに支持したい。


4月8日(金)のつぶやき

2011年04月09日 01時50分02秒 | 日記
14:28 from web
医学部4年生から研究室研修でお世話になったときに、最初に研究のイロハを教えていただいた大先輩から、久しぶりにメールをいただき感激。今は研究の世界から離れられたが、クリスマスに培養細胞の継代をおろそかにしたときに、「心の底」から叱っていただいたことは今でも恩義に感じている。
14:37 from web
「細胞の世話をできないような奴が、患者さんをきちんと診ることなどできない。」と烈火のごとくお怒りになり、殴られたと記憶している。今日の日教組の示す教育方針ではありえない指導法だろうが、少なくとも僕にとってはH先生は大切なことを教えてくださった人生の「師匠」の一人なのである。
14:54 from web
実は、その時二人の医学生が同時に厳しい指導を受けた。文字通り優等生であった方の学生は、それ以後、研究室から足が遠のいた。今はご実家の病院を継がれている。もう片方の学生は、その後も、この世界で、天敵である「がん」に対して無謀とも思える「悪あがき」を続けている...のかもしれない。
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