Kind of Good 2

日々の暮らしをつぶやいています

もうすぐ7回忌

2021-02-25 21:57:02 | 日記
早いもので連れ合いが亡くなって丸6年がやってくる。
長かったような早かったような。
大病をしてからもはや3年。結構いろんなことがあったけど、人間ってつらい思い出は忘れていくのだろうか。
そのうえコロナという今までの人生で初めての経験も。
つらい時も楽しい時もそばにいてくれたらいいのにと思いながら過ごしてきた。
粗供養やお供え、お花の準備。

お寺さん用の座布団が、お線香を落として2,3ミリの穴が有り、厚みもへこんできたので作り替えた。
京都まで二人で布地を探しに行き、布団用の長い針を探して買い、ふわふわの大判の座布団を作ったのは何年前のことか。
今は電車に乗り遠出するのは心配なので、小さな穴を目立たないようにかけ継して、座布団2枚をくるんで作り直した。
しっかり厚みのあるお座布団が出来上がって、小さな穴も目立たなくて上出来!
これで7回忌もつつがなく終わることが出来るような。

連れ合いの仕事関係で美術書が随分あった。この前の高槻の震度6の地震で、文庫本の本棚はガタガタで触るのも億劫で。
美術の先生にたまたま相談したら引き取ってあげると言ってくださり、
世界美術全集、浮世絵全集、日本の歴史全集などついでに歴史小説もいっぱいあったのですっきり引き取ってもらえて感謝感謝。
大きな全紙版の紙の保存箱や大きな製図板も引き取ってくださった。
何かに利用してもらえたら本当に有り難い。連れ合いが人生の大半をデザイナーとしてコツコツと絵を描いてきた。
筆も梅皿も大きな三角定規や長い溝差し。ようやく整理できた。
6年という年月が必要だったのか。

実はこの年になって思いもかけず引越しをする決断をしました。
息子の家のすぐ近くに小さな家が手に入り、狭くて小さくてもよければどうかなと言ってもらって随分考えたのですが決心しました。
元気な今なら何とかなるか。終活をするつもりで使うものだけを選んでいます。
クローゼットや押し入れのたくさんある今の家には物が有りすぎて、屋根裏部屋の道具は結局使わないものばかり。
着物や服をどう処分しようか頭の痛いことばかり。山ほどある布地もどう整理しようか。
連れ合いの描いた見本の布地ははぎれでもなかなか捨てられない。
ゆっくりぼつぼつぼつぼつ時間をかけてやりましょう。
本が整理できたのは何よりの安堵。本当にありがとうございました。
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