Kind of Good 2

日々の暮らしをつぶやいています

栗仕事ざんまい

2019-10-09 15:02:08 | 日記
山で採ってきたとそれは奇麗な栗を頂いた。
栗は生もので、拾った栗は日にちがたつほど鮮度が失われる。
手に入ったらすぐに熱湯に入れ虫が入るのをふせぐ。
近年スーパーに出ているものは処理がしてあるようで虫食いが少なくなった。
つやつやした採りたての栗は栗ご飯、渋皮煮、甘露煮と手がだるくなってもひたすら鬼皮を剥き、渋皮を剥きあく抜きをする。
毎年この時期の栗仕事ざんまい。
くりくり坊主(栗剥きようのはさみ)が大活躍。

新鮮な栗は鬼皮も剥きやすく、渋皮を剥くときほとんど失敗もなくたくさん渋皮煮を作れた。
連れ合いの月命日に間に合わせたくて本当なら4日から5日位かかるのを3日で仕上げた。
渋皮の筋をひとつづつ丁寧になでながら傷をつけないようにおいしくなあれと心を込めて何回も煮こぼしてようやく土鍋でお砂糖で静かに煮込む。
鍋布団で包んで冷めるときに味が栗に入っていく。
また静かに煮込み、又冷ましをくりかえす。
手間と暇の産物。それに比べると甘露煮はとても簡単。
3日に短縮した分栗の実が硬いように思い、何度も煮返した。

そしてまたまた丹波栗を分けてもらいまた夜中までかかって栗剥きをした。
あんたも好きやねえと声が聞こえてくる。
今度はゆっくり5日間をかけて作ろう。
せっかくの栗何とかおいしく仕上げたい。

しわしわになった指と無性にだるい腕に歳を感じながら毎年のことが今年も出来た。
ありがたいこと有難いこと。
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