『夢判断』
第2回 夢形成のメカニズム
フロイトによれば、夢とはひとつの願望充足であると同時に、その充足を偽装して表現する歪(わい)曲のプロセスである。
このような分析から、何が見えてくるのか? 夢は、日々の生活で得られるさまざまな印象を素材として利用しながら、
願望充足を求める無意識の思考すなわち「潜在思考」を加工し、夢の表面的な内容である「顕在内容」をつむぎ出す。
こうした「夢作業」を支える複合的なメカニズムを「圧縮」「移動」「視覚化」「象徴表現」「二次加工」として分類し実例を説明。
これはそのまま、無意識の論理の探求でもある。第二回は、フロイトが明かした「無意識の論理」とは何かに迫る。
The Mission-Yo Yo Ma Plays Ennio Morricone〔Cello&Piano〕
索引 100分de名著 ②
『夢判断』第3回 エデイプス・コンプレックスの発見 「11」