2023
1.生きている植物化石 メタセコイア
メタセコイアとは
昭和16年(1941)に植物学者・三木茂博士がセコイアとされていた植物化石を研究し、
葉の特徴などからセコイアとの違いを発見し、「あとの」「変わった」という意味の
「メタ」をつけて「メタセコイア」と命名し、発表しました。
メタセコイアは、ヒノキ科の落葉針葉樹。日本名はアケボノスギ。
中生代(約2億5,217万年前~約6,600万年前)から生きている植物。
日本をはじめ、北半球の各地で化石として発見されています。
Caroline Campbell - Csàrdàs (V. Monti)
タイワンフー
索引 2023 植物観察
5.十五夜の時 2023.9.29
十五夜とは、1年で最も美しいとされている「中秋の名月」を鑑賞しながら、収穫などに感謝をする行事です。
平安貴族が中国の風雅な観月を取り入れ、のちに庶民に広がると、秋の収穫物を供えて実りに感謝をする行事となりました。
十五夜は芋類の収穫祝いを兼ねているので、別名「芋名月」といい、里芋やさつま芋を供えます。
Fascination
索引 2023 植物観察
7.橡の実・藪空木 2023.9.3
栃の木の実。丸く厚い三裂する殻の中に栗に似た種がある。
縄文時代から食用にしてきた。丹念にあく抜きする必要がある。今も栃餅や栃の実煎餅などにして食す。
Autumn Leaves (Remastered)
花の赤みが強いヤブウツギ(藪空木、スイカズラ科)
索引 2023 植物観察
9.ウツギ(空木) 2023.5.5
【ウツギとは】
・北海道南部から九州まで日本各地に見られるアジサイ科の落葉低木。
日当たりのよい野原や山林の縁、土手などで普通に見られ、初夏を代表する花として万葉の古くから親しまれる。
花に着目し「ウノハナ(ウツギの花の略)」と呼ばれることも多い。
・ウツギの開花は4~6月で、小さな白い花が円錐状になって枝先に咲く。
それぞれの小花は釣鐘型で、長さ1~2センチの花弁が5枚と3~4本の雌しべ、そして10本の雄しべがある。花弁は満開でも開ききらない。
ウツギの花言葉は「秘密」「古風」「風情」「乙女の香り」です。
「古風」「風情」は、白く上品な花の姿にちなんでいます。
「秘密」は、普通の枝のように見えるのに、中は空洞になっているといった特徴が由来です。
HAUSER - Nocturne in C Sharp Minor
索引 2023 植物観察
10.5月の連休にて 2023.5.2
【現代訳】
岩つつじの花をそっと手折り、しみじみと眺めます。
愛しいあのかたがお召しになられていた紅染めの衣の色に似ておりましたので‥。
Aria - Acker Bilk
蓮華躑躅
索引 2023 植物観察
12.吉備津神社 牡丹園から吉備の中山 2023.4.17
Once upon a time in America - Yo Yo Ma plays Ennio Morricone
牡丹園
吉備の中山 地質
ホルンフェルス(変成岩)
マグマの熱で焼かれて変身(変成)した岩石です
中山茶臼山古墳(大吉備津彦命墓)
第7代孝霊天皇皇子の大吉備津彦命の墓
藤原成親遺跡
「平家物語」「源平盛衰記」などによると、大納言藤原成親(1138〜1177)は、後白河上皇に仕えていたが、
治承元(1177)年鹿ヶ谷で平家追討の密議を謀り、敗れて平清盛に捕らえられた。
備前国に配流され有木の別所に幽閉。そして備前の豪族、難波次郎経遠の家人によって非業の最期を遂げた。
荒れ果てていた成親の遺跡を明治43(1910)年に福田海の中山通幽が整備し現在の形にした。
幕末の歌人、平賀元義は「あたらこの 成親ごとき よき臣を 有木の山の うもれ木にして」と歌っている。
高麗寺山門跡
「高麗寺山門跡」と刻んだ石柱があり、山門の礎石が数個確認でき、建物の大きさや形が推測できる。
鎌倉初期に書かれた「源平盛衰記」には、「有木の別所高麗寺というのは、備前と備中の境、…」とあり、当時既に高麗寺という山寺があったことがわかる。
平安時代の寺は比叡山や高野山のように山中の地形を利用して建てられた。
高麗寺の山門は麓に近い有木にあり、金堂はずっと離れた今の八徳寺の場所にあったと考えられている。
索引 2023 植物観察
13.春のワクワク散歩 2023.4.9
Il Postino soundtrack
チューリップの花言葉 「家族への感謝」
今年は桜が早い
もう藤が咲きだした
山吹の黄色が眩しい
索引 2023 植物観察
14. 時 桜から牡丹へ
運動公園から半田山植物園 2023.3.31
HAUSER - Intermezzo from Cavalleria Rusticana
運動公園のひょうたん池
半田山植物園
お月の桜見
洛陽牡丹園 牡丹仙女像