- 香りの花
- 春の沈丁花 ・梅雨のクチナシ ・秋の金木犀
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1. 春の沈丁花
沈丁花(ジンチョウゲ)の花名は、香木の沈香(ジンコウ)やスパイスにも用いられる丁子(チョウジ/クローブ)のように、
花の香りがたかいことに由来します。
学名の「Daphne(ダフネ)」は、ギリシア神話の太陽神アポロンの求愛から逃れるために、
自らの身を月桂樹に変えたダフネにちなみます
花言葉の「不死」「不滅」「永遠」は、ジンチョウゲが一年を通じて緑の葉をつける常緑植物であることにちなみます。
2.梅雨のクチナシ
《クチナシの花言葉・由来》
「私は幸せ者」「とても幸せです」・・・欧米では「男性が女性に贈る花」というイメージがあるので、
男性からクチナシを贈られた女性の気持ちを表した花言葉とされる。
「優雅」・・・香りのイメージから
「清潔」・・・白い花のイメージから
《クチナシの名前の由来》
一重咲きの実は、熟しても開かないことから「口無し」の意味でこの名前になったとされる。
3.秋の金木犀
Fragrant olive 金木犀
秋、強い芳香のあるオレンジ色の花をつけるキンモクセイ。その甘い香りとともに季節を告げる花です。
花言葉の「謙虚」は、香りのすばらしさに対して、目立たない小さな花をつけることから、
「気高い人」は、雨が降るとその芳香を惜しむことなく潔く花を散らせることからきているといわれます。
キンモクセイの花言葉は、
「謙虚」「気高い人」
中国では一般に桂花の名で呼ばれるキンモクセイ。白ワインにキンモクセイの花を3年間漬け込んだ桂花陳酒は、
香り高く、甘味も強い混成酒です。また、お茶に混ぜて花茶(桂花茶)にしたり、蜜煮にして香味料(桂花醤)としても利用されています。
くちなしの花2016.06.12 「276」![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/astro_gemini.gif)
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