いろいろと読んではいるのです。
東野さんはやっぱりおもしろいです。
パラドックス13
“13秒”が運命を変える・・”
実際こんなことが目の前で起きたらと考えたら、こわいなあ。
と思って読んでいました。
この世界を想像すると苦しく、考えたくない。
この人たちはこの世界になぜ残されたのか・・・と思っていたら、
そう、私も弟と同じ目線で見ていました。
撃たれたのを見て(読んで)いたのに、
今ここにいることで、それがすべてと思ってしまって・・
この13秒の事?秘密?は結局なんなの?と思ってはしまったのだけれど、
物事の考え方は一つじゃないのか。
見方によって、立場によって、変わることもあるのも
少しだけ分かったようにも思うけれど、
いえ、でもやっぱり善悪は善悪だとおもう。
兄の冷静な判断が、うまくいくけれど、
人間って、そう冷静な判断ができないことの方が多いかもしれない。
プラチナデータ
これは娘が読みたいと言っていて、
「東野さんの中で一番好きかも。」と言って、渡してくれました。
DNA捜査によって、犯人をほぼ特定できる・・・
そのシステムを作った兄妹が殺され、
その犯人として割り出されたのが
そのシステムを操作する神楽。
神楽の秘密が犯人へ近づくようで・・・
スズランは・・・そんな気がしてました。
読んでいてそういう存在としか思えなかった。
そうそう。これは書いてもいいかな、
刑事の浅間が、やっぱり足で捜査する刑事のままでよかったです。
遮断 堂場瞬一
舞が、大人になった事件ですね。
失踪課では浮いたような存在、
私もなんで警察?って思ったもの。
それでも、家族の愛情に恵まれていることはよくわかる。
選挙に出るって大変なんだ。なんてことも思うけれど、
向く先が少しだけ違ったら、
もっといい方向になったのかな、六条氏。
このシリーズ、舞の代わりに田口が登場して(これがまた・・・)
まだ続くようだけれど、
綾奈のことも、もっと進展するといいと思う。
これからなのか。