望海さん、真彩さん、おめでとうございます。
って今さらですが、改めて言葉にしたくなりました、
ロベスピエールは、「ベルサイユのばら」をはじめ
いろいろな舞台でも見ていますが、
革命家として台頭、恐怖政治をし、処刑されるまでが
描かれています。
恐怖政治をはじめる辺りが、
急ぎすぎたように感じてしまいましたが、
復讐のために近づいてきたマリー=アンヌとの恋と別れ
親友ダントン、デムーランとの友情と決別、
ダントンとの決別シーンには
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だいもんの歌声と曲があっていて、
トップ二人の声もあっていて、
聞きごたえがありました。
ロベスピエールは望海さん
つらい子供時代というのは、
ベルサイユのばらにもあったことだけど、
たがらみんなの幸せのために、と奔走、
でも、その自分の幸せを知らないがゆえの哀しみ。
ダントンとの決別の
「自分の幸せを知らない人間が人の幸せをつくれない」
ということに、つながっていきます・・・
強い友情があるはずだったのに、それだけではだめだったのですね。
そのダントンは彩風咲奈さん
声が大きいだけのダントンと言われてる。
声は確かに大きかったです。
「喧嘩早いが喧嘩は嫌い。」ことがうまくできれば、よかったのかな。
タレーランの策にはめられたのか、
いや、サン=ジュストが悪いのか。
デムーランの沙央くらまさんとの友情も強かったはずなのにね。
コマちゃん、これで退団だと思うと、
さみしくなります。
前回の月組とは正反対の、
優しく二枚目なデムーランでした。
サン=ジュストは朝美さん
雪組大劇場は初登場です。
ロベスピエールの心の隙間に、スッと入り込んだんですね。
ルイ14世の処刑の決め手となった演説もあります。
ロベスピエールの側近の
永久輝せあさんとともに、
登場の度に、目が釘付け。
でも、他のみなさんもみたいし、目が足りない。
ロラン夫人は彩凪さん
配役には驚いたけど、きれいでした。
そして違和感ない夫人役
そして、きっと時代が少し違えは
あの街の女性たちと同じく、もっと時代を動かしたのかな。
マリー=アンヌは真彩さん
きいちゃんも
すみません、勘違いしてました。
幕末太陽伝もみていたのにm(__)m
復讐から愛情へ
でもどちらの気持ちも本当。
哀しいラストだし、史実はかわらない、
二人の気持ちは通じあえたはず。
だからあの後、
どう生きていくんだろう。
ワイルドホーンさんの曲、
ソロはもちろん、群衆の場面でも熱く、
よかったです。
緞帳が上がると
斜めの↗一本の光の筋に見える線が幕にあるのですが、
断頭台にも見えるのでした。
衣装にもそのラインがあり、印象的です。