いつか歌舞伎を着物を着て観に行きたい
という夢が、かないました。
姫路城世界遺産登録30周年記念の
平成中村座姫路城公演
GWなら娘も観たいと、手に入れたチケット
歌舞伎なら着物よね
久しぶりの着物、雨なら諦めようと思ってましたが
お天気よく、単衣を着ました。
お城を見て、きんつば買って
勘太郎くん 長三郎くんの手ぬぐい買って
飲み処でそれぞれ一つづつ買って
もちろんプログラム、と言う呼び方で良いのか、も買って
席に入ります。
播州皿屋敷と言う名のお酒、お菊さんが添えられてます。
これがテレビで見た歌舞伎の劇場、
と、すでに感激。
勘九郎さん 七之助さん
テレビでずっと子供時代から見ているからか
遠い遠い親戚みたいな気持ちになってたけど、
いえ、そんなこと思ってごめんなさい な
立派な歌舞伎役者さんです。
棒しばりは
勘九郎さんの次郎冠者と
橋之助さんの太郎冠者の
掛け合いの息の合い方に
扇雀さんの見守る立ち位置に
楽しめ、笑いました。
天守物語は
七之助さんの富姫の美しさ、儚さ
虎之助さんの図書之助の達者さ
勘九郎さんの舌長姥と桃六の上手さ
鶴松さんの亀姫のこちらもまた、美しかった。
幻想的で妖しく、儚い世界でした。
ラストの、お城を背景には石垣しか見えなかったけど、
たしかにお城がありました。
ここに上げた方たちだけでなく、
もう、全てを含めて
歌舞伎、芝居ですね。
カーテンコールも、ずっと拍手してたいくらいで、
玉三郎さんも出てきてくださいました。
同じ空気のもとにいたんだ私、と
ここでも感激しました。
できれば第一部も観たかったです。
そして近くに来てくれて
ありがとうございました。
こうやって、小屋を建て
歌舞伎の上演を
勘三郎さんは望んで、実際にしてくださったのですね。
そしてこれからも、続くことを願います。