何を考え何を想い何するの

神戸の山の暮らしから。
育児のこと、日々の手シゴト、身の廻りの自然のこと。
悩み進む楽しく愛おしい日々。

久々の織り。

2011年01月31日 | 綴れ織(1997~2006年 爪搔き本綴れ織師)

昨年、息子のマフラーを

ダンボール箱を織り機にして織ったことは このブログでも書いた。

そのとき、娘も 「ピンクのやつ作って~」とか言ってたので、

今年は 娘のマフラーを 同じように「箱織り」で織ってあげようと思っていたのだが、

クリスマスを前にして、

夫が娘に「織り機をプレゼントするから、ソレで一緒に織ってあげ」と言うではないか。

私が

「織りは面倒臭いから続かないかもよ。 ちゃんとしたものを織るのは難しいよ。まだ早いと思うよ。」

と言うにも、

「一緒にやってあげたらエエやん。自分で織りもの出来たら楽しいって。」

と言って、クリスマスのプレゼントに 織り機が選ばれた。

ドイツ製の 幅30cmの簡易織り機。

クリスマス過ぎて すぐにやってくる正月休み。

この時期やらねばなるまいと、織る準備。

娘が作業することが前提なので、 一番簡単な、一本の平織りで織ることにする。

そして、

織りは 何が面倒臭いかって、経糸を張る作業だ! 

コレはなんとしても息子の昼寝中にやらねばならない。 タイミングを逃してはなるまいと、早速に娘のリクエストを聞きながら 経糸を張って、あとは織るばかりというところまで準備OK。

娘は「虹色マフラー」にしたいということで、自分で数色を選んだ。

細かく色を変えたりしながら 縞模様のマフラーを織っていく。

けれど 予想どおり、 なかなか進まない。

手がゆっくりだし、 何より マフラーは丈が長い。 飽きてもくるし、疲れてもくる。

二日かけて 30cm程 織ったら グダグダになってしまった。

そのまま放置で三週間。 あぁ冬も終わってしまう・・・。 

私が織るしかない。

娘は傍らで 糸巻き作業。 時々、糸を掻く。

リクエストだけはしっかりしてくる。

「縞の幅が太過ぎる」とか・・・けど、そんな細かく替えるのは面倒だ!

なので、

「太いところと 細いところと色々あるほうが面白いやん。」と かわしておく。

三分の二くらい織れたところ。

経糸を 色々にしているのが効いている。カナ。

Ori110130_2 

さて、

このマフラーが織りあがったら、

綴れで 図柄を織ってみようと 

勝手に思っている私。 

せっかくだから、この織り機、活用してやるぞ~。