花 虎の尾・京鹿の子・山紫陽花
花入 萩瓢掛花入
前日の19日は私の80歳の誕生日だったので、花束が五つも届き、置く場所が無くて、床を占拠してしまいました。
この日は午後からの稽古です。
花束を脇に寄せて、軸荘の稽古です。
軸を、二つ折りした帛紗の上に乗せて床の中央に荘り客を迎える。
亭主が迎えつけに出ると、客は「お軸をお荘りでございますが、お差し支えなければ拝見いたしたく存じます。」
と所望する。
亭主は、白菊扇を腰に差し軸を掛けに出る。
帛紗は懐中して、作法通りにすすめる。
掛けられた軸を客は順番に拝見する。
拝見が終わると、「お軸のお読み上げを」と軸について尋ねる。
「なにとぞお巻き上げをお願いいたします。」と挨拶する。
全員が軸荘のけいこをしてから、軸荘付花月をする。
床中央に飾る
干菓子 薄氷(季節限定の菖蒲)・栗落雁
八畳で折据を回して、「月」「花」を名乗り「月」の人が軸荘をする。
亭主が軸を下げる時に四畳半にすすむ。
亭主が点前の準備をして仮座に付いたら、「花」は点前にすすむ。
薄茶三服の花月となります。
夕方に稽古は終わりましたが、前日にサプライズで九州から来ていた妹と姪等が薄茶を所望するので、急遽四人分をお願いします。
片付け後、皆さんが傘寿のお祝いをしてくれると食事を予約してあり、息子の車で出かける。
美味しい料理をご馳走になった上にお祝いまで頂戴しました。
傘寿に因んで「日傘」。
Yさん手作りの花の飾り物です。