のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2021/01/31

2021-01-31 23:00:14 | 茶道
2021.01.30のお稽古




お菓子をさがしていたら練り切りの鬼さんに出会いました。
そうだ、来週は節分でした。
赤鬼は余りにも真っ赤なので青鬼を求めました。
2月2日が節分となるのは124年振りで、明治30年以来だそうです。
もう一つは早めの道明寺です。
臘梅、月光
花入
瀬戸の鶴首
薄板
蛤端
第三週は七事式のなかの花月です。
炭付花月、濃茶付花月です。
「付物花月ってなんですか?」
平花月に小習いの一部を加えたものです。
貴人清次、貴人清次濃茶付、壷荘付、軸荘付、香付、結び帛紗付、投げ込み、茶箱付、四畳半、無言、逆勝手、茶通箱付などの花月が有ります。
花月百記朧月と言うそうで、
繰り返し稽古してもその都度パターンが違います。

約束が幾つか有ります。
◎茶室に立って入る
◎役を決める札は月が正客、         花が亭主(席中では花が点前,月が薄茶を服する)
◎茶よりも札を優先する
◎薄茶は挨拶を交わさず服する
◎炉は外隅ねらい
◎薄茶道具,炭道具の拝見は請いません
等です。















濃茶は正客が全部服して回し、薄茶は茶碗を一人ずつ替えます。
なので、この後貴人点の濃茶と長緒で服してもらいました。


瀬戸の大海、茶杓は「若駒」前大徳寺玄性老師、仕覆は珠光緞子



2021/01/25

2021-01-25 16:06:45 | 茶道
2021.01.23のお稽古

四カ伝の稽古なので、炭手前は省略しました。

台天目
 唐物の天目茶碗と天目台の種類を学びます。
茶碗
建盞天目(曜変、灰被、黄盞、油滴、玳皮盞、烏盞等)
天目台
堆朱、堆黒、倶利、存星、キンマ、靑貝入の漆塗り。
種類は、七つ台、尼ヶ崎、梅鉢台など。
酸漿、羽、土居からなる。

見出しの写真は今日庵が特注で作製した玳皮盞天目茶碗の写しです。

和巾点
 玄々斎考案で、四カ伝の欄外にある。
由緒ある裂地で古袱紗を作り、桑木地内金の中次を仕覆(古袱紗と共が多い)に入れて古袱紗の上にのせる。

薄茶は入子点てです。
菓子は虎屋の羊羮です。
お弟子さんのおもたせです。
富士の初日の出でしょうか?







棗は玄々斎好みの「曙棗」でお正月には必ず出します。
水差しは「青磁の狂言袴」です。
 突然の入子点てで、あらっどうだったかしら、なんて、誠に頼りないことになってしまいました。(冷や汗)
 この点前は、高齢者又は怪我や障害で身体が不自由な亭主にのみ許される点前です。




2021/01/18

2021-01-18 15:56:06 | 茶道
2021.01.16のお稽古

卒業生を招待しての茶事は、残念ながら中止にしましたが
通常のお稽古を実施しました。

「歩々是道場」
鵬雲斎大宗匠の筆で、何時でも何処でも誰と接しても、勉強が出来ると解釈しています。
初稽古なので一年の目標にしたいと思います。

臘梅と紅侘助(若松が欲しかった)

 花入
竹一重切り
細合喝堂老師銘名の「福寿」の直書があります。


初炭手前の後、お雑煮を出しました。
付け合わせの白菜と切干大根と刻み昆布の一夜漬けが美味しいと喜んでもらいました。


菓子
 寒椿

 濃茶は私の点前で…
三都嶋台茶碗を使い、重ねの要領で三人に各々練りました。
下から赤「浪花」、黄「吾妻」、黒「都」の銘があり、三碗で「三都」と銘が付けられている。
 玄々斎の創案で慶入が作成した本歌は、それぞれ高台の脇に玄々斎が銘を朱漆で書しており、慶入の印が「浪花」は高台内、「吾妻」は高台脇に、「都」は見込みに押されている。
 写真は好楽作の写しです。

 薄茶は九代大樋の「牛に梅」です。

 毎日、過去最高の感染者数との報道に悩ましい思いですが、少人数だし、対策もしっかりしてあるので稽古は続けることにしました。




2021/01/09

2021-01-09 15:12:51 | 孫情報
新学期が始まりました。
 久々に孫守りの話です。
3年生で帰国して、我が家に通って来るようになって今や6年生。
 登校前と下校後を過ごし、寝る時間になる迄帰りません。
 一昨年の夏休みに、呉にあるヤマトミュージアムを見学してきてから、金曜日はカレーの日にして欲しいとリクエストがあり、ずっと続いています。
 お陰さまでカレーのバリエーションが増えました。(笑)
 お節もやっと食べ終えて、
金曜日のカレーは美味しかったです。
 春からは中学生です。
これまで通りとは行かないかも?

2021/01/07

2021-01-07 10:04:17 | 茶道
おはようございます🌤️
緊急事態宣言がでます。
毎年初釜は、私の手料理で稽古茶事をしています。
今年も大学の卒業生を招待して行う予定でしたが、4人の若い人を交えての飲食は、さすがに躊躇しまして、延期することにしました。
卒業祝に良い体験になると思い、昨年、一昨年と続けて好評だったのですが…
卒業迄にチャンスがあれば良いのですが、先が見えません。
結局通常のお稽古をすることにしました。
初稽古なので、お雑煮を用意する予定です。