のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2023.03.18のお稽古(四カ伝)

2023-03-18 16:31:41 | 茶道

花 木瓜・黒椿・日光(卜伴白)

花入 高取耳付

数日続いたポカポカ陽気に、花が開ききってしまいました。

来週は稽古が無いので、四月になったら使える花が無くなるのではと心配です。

今日は、四カ伝の唐物と盆点の後に後炭手前です。

 寒の戻りとか、冷たい雨のなかのお稽古です。

後炭手前の炭斗

匙香の入った灰器を置く。

羽・香・釜の蓋・鐶かけ(の代わりに小上げ)・釜敷・釜下ろし。

弦を持ったまま水指正面まで行き、弦をはずします。

釜を引いたら戻って、初履きの前に大上げをします。

炭をつぐのは常のとおり。

炭をつぎ終わって、水次を取りにさがる。

三種の菓子を縁高に

道明寺・栗羊羹・苺

薄茶棚点前で 拝見に出したところ。

桜樺細工の中次と春慶塗の茶杓。

続き薄茶の道具が拝見から戻ったところ。

 釣釜のお稽古も今日で終わりです。

注意されたところは、「来年は気を付けます。」ですって。(笑)

 

 

 


2023.03.11のお稽古(小習)

2023-03-12 15:30:07 | 茶道

花 月光椿・鶯神楽

花入 美濃焼手付花入

 

 

花 貝母百合・玉の浦椿

花入 萩焼瓢掛花入

椿の花が一斉に咲き、毎日ぼたぼたと落ちた花を拾っています。

 今日は二人のみの稽古です。

炭手前を省略しますので、花を入れてもらいました。

曙椿・胡蝶侘助も用意しましたが、すべてを使わないことが大事です。

茶花は「ちょっと足りないかな?」と思うくらいがちょうど良いと言います。

菓子 「円山の桜」亀屋良長製

干菓子 山田屋饅頭・花七宝です。(写真省略)

濃茶 茶入れ荘

茶入れに由緒がある場合の点前です。

薄茶 流し点

一客一亭とも言います。

ごく親しい友人などを招いて、向き合って行い、亭主も相伴する点前です。

 


2023.03.04のお稽古(小習)

2023-03-06 19:20:25 | 茶道

待合の短冊

「桃花千歳春」(とうか せんざいの はる)

床 「一花開天下春」(いっか ひらきて てんか はるなり)

   福本積應筆

   画 桜

花 貝母ユリ・寒芍薬(クリスマスローズ)

花入 青磁鶴首

 月が変わって、掛け軸、短冊が変わりました。

炉中も五徳を除いて釣釜になります。

湯が沸くにつれて、釜がゆっくりと揺れる様は春風を感じさせてくれます。

釣り釜の初炭手前をして、小習をいたします。

主菓子 練り切り「花桃」

干菓子 「花七宝」・「みすず飴」

釣釜にて長緒点前

釜 雲龍窯

棚 吉野棚

水指 御本

茶入 内海(だいかい)

茶杓 鵬雲斎(写し)

仕覆 永観堂(写し)

薄茶点前座

薄器 桜樺細工の中次

茶杓 桜材

角館を旅した折に求めたもの

貴人清次薄茶点前

雪月花棗 蓋に「雪・月」蓋裏に「花」

茶杓荘の飾りつけ

茶杓荘で拝見に出したところ

茶入 萩の肩付き

仕覆 伊予簾

昼頃にはうっすらと汗ばむような陽気の中で、釣釜の稽古を楽しみました。

皆さんありがとう。