のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

大学のお稽古(2024.11.28)

2024-11-29 14:41:20 | 茶道

花 黄菊・野紺菊・照葉(沙羅)

 ● 薄茶棚点前

棚 寿棚

棗 竹蒔絵平棗

水指 雲錦絵

菓子 こなし(錦秋)

平棗の扱いに挑戦します。

 ● 薄茶運び点前

柄杓を持つ手に集中力がうかがえます。

今日は、最後まで集中していました。

 ● 薄茶運び点前

 ● 薄茶運び点前

一年生も熱心に取り組んでます。

 ● 薄茶運び点前

替え茶碗でお仕舞します。

拝見は省略します。

 ● 薄茶運び点前

13時から18時の間に9人のお点前がギリギリ終わる事が出来ました。

基本をしっかり身に付けて欲しいと、指導しています。

ちゃんと応えてくれるのが嬉しいです。

 

 

 

 

 


2024.11.23のお稽古(口切の茶事)

2024-11-23 19:43:21 | 茶道

後座の花

 黄菊・野紺菊・照葉(沙羅)

花入 萩掛花入れ(陶兵衛)

 ● 口切りの茶事(中略)

初入り

床に掛軸と網に入った茶壷を飾ります。

御茶入日記を回して、希望のお茶を決めてもらいます。

いよいよ口切です。

挽家の蓋・壺の蓋を開けて「いずれのお茶を差し上げましょうか」と正客にたずねる。

詰め茶(薄茶)を上合に少し出して希望の袋を取り出す。

濃茶の袋と詰めの茶を挽き屋に入れて、残った詰めの茶を壺に戻します。

壺のふたに封をして印を押し、正客の前に拝見に出します。

御茶入日記・茶上合を下げて拝見が終わるのを待ちます。

定座に戻って、正客の問いに答えます。

 茶壷 膳所焼(陽炎園)

 口覆い 利休梅緞子

 ● 初炭手前

初炭手前に続いて懐石ですが、省略して主菓子を出します。

粟善哉に栗の甘露煮・ゆず柿・沢庵を添えて。

中立をします。

後座の床

 ● 濃茶付花月(写真省略)

 ● 壺荘付花月

干菓子 柚子琥珀(式亭製)

席入り後、迎えつけの後すぐに帛紗を腰に付ける。

折据を持ち出し、回す。

月は、壺を定位置に持っていき、網を脱がせて拝見に。

拝見が終わった壺を網に入れて、一ひねりして自席に戻る。

亭主が壺を下げる時に、客は四畳半に進む。

亭主は乳緒を壺に乗せて月の前に持ち出し、花月の準備をする。

花が点前座に進み、総礼をしたら月は乳緒を結び始めます。

結び終わったら、床に飾って花月に参加します。

薄茶三服を点てます。

花月の床は、諸荘が約束ですが、茶事の流れのなかでの花月なので、軸ははずしてあります。

 

 

 

 


大学のお稽古(2024.11.21)

2024-11-21 23:43:26 | 茶道

短い秋の後は、急に冬が訪れたような寒さです。

この寒暖差は体調を崩しますね。

 大学に行って来ました。

茶花は、いつまで待っても椿が開かず、ツワブキが続きます。

 ● 薄茶棚点前

菓子 薯蕷饅頭(松茸)

 居前、道具の配置は完璧です。

美味しそうです。

 ● 薄茶運び点前

 蓋置は竹が決まりです。

稽古を始めて一年です。

堂々としてきました。

努力の結果が見えます。

 ● 薄茶運び点前

炉の点前は始まったばかりです。

四月までに繰り返し身に付けていきます。

 盆略点前を卒業した一年生は、柄杓の扱いと襖の開け閉め、歩き方を割稽古します。

来年から、指導を引き受けて下さる方が来て下さいましたので、割稽古に集中します。

稽古は自分が点前をするだけではなく、他人の点前を見て覚えるのも稽古のうちです。

他人が注意されているのは、自分事として聞いて欲しいと思います。


2024.11.16のお稽古(四ケ伝)

2024-11-16 20:31:06 | 茶道

花 ツワブキ(斑入り)

花入 唐銅の鶴首(真)

四ケ伝の稽古なので、三種の菓子を縁高に

薯蕷饅頭「松茸」・浮島「山路」・水菓子(次郎柿)

 ● 大円の草(O)

 お休みが出たので、四か伝の稽古ですが行の稽古をしました。

 ● 台天目(I)

 ● 濃茶棚点前

棚 桑子卓

建水進めて、居ずまい正して、1・2・3。

内隅を狙って

茶入の仕覆を脱がせます。

拝見に出す時は、建水の前に蓋置を置き、その上に柄杓を引きます。

合は伏せません。

拝見に出した、棗・茶杓を取りに出る時、洗った平建水を持ち出して蓋置を納め、地板と中板の間に置きます。

この時に手がかりを残しておきます。

 ● 薄茶棚点前 替え茶碗付

干菓子 半蔀(はじとみ)・やま柿

自服を勧めます。

萩焼 十四代坂倉新兵衛 造

少人数での稽古でしたので、細部の所作に直しを入れながら、ゆっくりとした稽古が出来ました。

来週は、口切の茶事を懐石抜きでいたします。

 


大学のお稽古(2024.11.14)

2024-11-15 19:31:53 | 茶道

床 「紅炉一點雪」

花 ツワブキ

花入 織部

菓子 亥の子餅(写真は自宅でのもの)

 大学のお稽古も炉を開きました。

電気炉壇が経年劣化でニクロム線が切れていました。

自宅から、使用していない電気炉を持っていき、交換しました。

しっかりと湯が沸いて、湯気が美しく上がっている様は、炉開きの雰囲気を醸しています。

 ● 薄茶運び点前

水指・茶碗・棗の中心を結んで、二等辺三角形になるように置きます。

湯柄杓の合が一回り大きくなりますので、湯をこぼさずに茶椀に入れるのが難しいようです。

茶碗を出す位置をしっかり覚えましょう。

居前は内隅を狙って座ります。

学園祭を終わって、皆さんの点てるお茶がとても上手になっています。