のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

大学のお稽古(2024.11.21)

2024-11-21 23:43:26 | 茶道

短い秋の後は、急に冬が訪れたような寒さです。

この寒暖差は体調を崩しますね。

 大学に行って来ました。

茶花は、いつまで待っても椿が開かず、ツワブキが続きます。

 ● 薄茶棚点前

菓子 薯蕷饅頭(松茸)

 居前、道具の配置は完璧です。

美味しそうです。

 ● 薄茶運び点前

 蓋置は竹が決まりです。

稽古を始めて一年です。

堂々としてきました。

努力の結果が見えます。

 ● 薄茶運び点前

炉の点前は始まったばかりです。

四月までに繰り返し身に付けていきます。

 盆略点前を卒業した一年生は、柄杓の扱いと襖の開け閉め、歩き方を割稽古します。

来年から、指導を引き受けて下さる方が来て下さいましたので、割稽古に集中します。

稽古は自分が点前をするだけではなく、他人の点前を見て覚えるのも稽古のうちです。

他人が注意されているのは、自分事として聞いて欲しいと思います。


2024.11.16のお稽古(四ケ伝)

2024-11-16 20:31:06 | 茶道

花 ツワブキ(斑入り)

花入 唐銅の鶴首(真)

四ケ伝の稽古なので、三種の菓子を縁高に

薯蕷饅頭「松茸」・浮島「山路」・水菓子(次郎柿)

 ● 大円の草(O)

 お休みが出たので、四か伝の稽古ですが行の稽古をしました。

 ● 台天目(I)

 ● 濃茶棚点前

棚 桑子卓

建水進めて、居ずまい正して、1・2・3。

内隅を狙って

茶入の仕覆を脱がせます。

拝見に出す時は、建水の前に蓋置を置き、その上に柄杓を引きます。

合は伏せません。

拝見に出した、棗・茶杓を取りに出る時、洗った平建水を持ち出して蓋置を納め、地板と中板の間に置きます。

この時に手がかりを残しておきます。

 ● 薄茶棚点前 替え茶碗付

干菓子 半蔀(はじとみ)・やま柿

自服を勧めます。

萩焼 十四代坂倉新兵衛 造

少人数での稽古でしたので、細部の所作に直しを入れながら、ゆっくりとした稽古が出来ました。

来週は、口切の茶事を懐石抜きでいたします。

 


大学のお稽古(2024.11.14)

2024-11-15 19:31:53 | 茶道

床 「紅炉一點雪」

花 ツワブキ

花入 織部

菓子 亥の子餅(写真は自宅でのもの)

 大学のお稽古も炉を開きました。

電気炉壇が経年劣化でニクロム線が切れていました。

自宅から、使用していない電気炉を持っていき、交換しました。

しっかりと湯が沸いて、湯気が美しく上がっている様は、炉開きの雰囲気を醸しています。

 ● 薄茶運び点前

水指・茶碗・棗の中心を結んで、二等辺三角形になるように置きます。

湯柄杓の合が一回り大きくなりますので、湯をこぼさずに茶椀に入れるのが難しいようです。

茶碗を出す位置をしっかり覚えましょう。

居前は内隅を狙って座ります。

学園祭を終わって、皆さんの点てるお茶がとても上手になっています。

 

 

 


2024.11.09のお稽古(小習)

2024-11-09 17:05:49 | 茶道

床 関 南北東西活路通

花 つわぶき

花入 青磁魚耳付

薄板 矢筈板

待合の短冊 「開門落葉多」

 ● 初炭手前

炭斗 瓢(ふくべ)

紙釜敷はわさを中にして懐中する

湿し灰は「くの字」を始まりとする

炉になると炭は大きくなります

香合 織部(おりべ)のハジキ香合

 ● 濃茶運び点前

主菓子 亥の子餅

初心に帰って、運び点前です

備前(いんべ)の茶入

玄々斎(写し)の茶杓

 ● 薄茶運び点前

干菓子 柚子琥珀・花七宝

    やま柿

水指 御本

茶碗 萩(十四代坂倉新兵衛)

棗 唐物写独楽棗(宗廣)

内隅狙いに座ります

茶杓 春慶塗

 炉開きのお約束:三部【おりべ・ふくべ・いんべ】

炉開きでは、古来、「三部(さんべ)」を取り合わせるのが良いとされるというので、それに倣い、その三つをしつらえました。


大学のお稽古(学園祭②)

2024-11-03 20:53:42 | 茶道

学園祭二日目を迎えました。

昨日とは打って変わった晴天に恵まれ、二日目とあって動きもスムーズです。

コロナの影響で5年間休部を余儀なくされた昨年の10月、新しいメンバーで活動を再開してから1年でこの日に漕ぎ着けました。

学業の合間をぬって、稽古と後輩の指導に当たってきた三年生にとっては、感激もひと際だったようです。

初期メンバーの三年生

頑張って和装で臨みました。

三月に卒業した先輩が陣中見舞いに駆けつけて下さいました。

卒業後も茶道のお稽古に通っているそうで、嬉しい報告でした。

亭主と半東でお礼のご挨拶です。

学生のご家族が揃って来てくださいました。

二日間を無事に終わる事が出来まして、ほっとしています。

お客様ファーストで、臨機応変の対応を少しは理解できたかな?