のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2023.09.23のお稽古(小習)

2023-09-23 18:32:00 | 茶道

花 木槿・矢筈薄・唐糸草

花入 備前焼筒花入(般若心経の彫り)

今日は花月の稽古の予定でしたが、欠席の人が出ましたので急遽来月の稽古である

中置で小習に変更となりました。

秋風を感じるようになると、風炉・釜を客に近づけて畳の中央に据える点前です。

今日は大板の中置です。

初炭手前では、風炉の正面に羽と香合を飾っておきます。

(写真を撮り忘れました)

炭が入った後は、濃茶と薄茶点前です。

お彼岸なのでお萩をを用意しました。

貴人点濃茶点前です。

仕覆は建水の前に左手で置きます。

建水は膝線まで進めましょう。

茶入れ、茶杓は仕覆に乗せて拝見に出します。

薄茶は帛紗に乗せて。

拝見物を返す時は常の通りです。

干菓子 ふのやき(末富)・琥珀物語(仙台市九重本舗)

    生どら焼き(山形県桑名園)

薄茶点前の点前座。

替え茶碗でニ服点ててもらいました。

薄茶では、拝見を乞われたら、柄杓を構えて蓋置を右に動かして右手で大板の左に縦に飾ります。

棗、茶杓を拝見に出します。

 18日(月)に研究会に行って来ました。

点茶盤による立礼の初炭手前・濃茶点前・薄茶点前でした。

 

 

 


2023.09.09のお稽古(四か伝)

2023-09-11 00:13:37 | 茶道

9月9日は重陽の節句、菊の節句とも言います。

四か伝の稽古は

唐物(I)・台天目(O)・盆点(K)です。

花 木槿・秋海棠

花入 竹

花 秋海棠

花入 萩(陶兵衛)

菓子 練り切り(秋の声)・水羊羹・リンゴを縁高に。

後炭手前の後、小習をします。

茶筅荘の点前座

茶碗、茶入れ、茶杓以外の道具(水指・蓋置・建水等)に由緒があるような場合は薄茶点前になります。

棗 夕顔蒔絵大棗

貴人清次濃茶点前

拝見物を出す。

長緒・入子点をしました。

猛暑の間は、着物を着るだけで汗だくになってしまうので、稽古着で済ましていましたが、楽をしてばかりいるとつい流されてしまいそうで、ちょっと涼しくなったので、着物に着替えて皆さんを迎えます。


2023.09.02のお稽古(小習)

2023-09-02 21:25:33 | 茶道

床 「一葉落知天下秋」(いちようおちて てんかのあきをしる)

  足立 泰道老師筆

花 木賊・木槿・秋海棠

花 芙蓉

 初炭手前

羽(は)釻(かん)箸(ばし)香合(こうごう)釜の蓋(かまのふた)……

歌にして手順を覚えます。

風炉(唐銅面取)、釜(富士釜)、炭斗(淡々斎好写 清風籠)、羽(縞梟)

香合 蛤香合 芒に月

主菓子 着(被)綿(きせわた)

重陽の節句(9月9日)に、菊の花に綿を被せて露や香りを写し取り、その綿で身を拭うと長寿を保つという中国の故事に因んだ銘の菓子です。

長緒の点前座

棚 宗旦好写丸卓

水指 御本

薄器 鵬雲斎好写菊桐棗

茶入 瀬戸の内海(だいかい)

仕覆 永観堂

内海(だいかい)の茶入れは、平棗の扱いと同様です。

内海の胴拭き

回し出し

干菓子 薄氷(浴衣)五郎丸製・琥珀(ラムネ・ユズ)鶴屋光信製

貴人清次薄茶点前(自作の稽古着で)

初挑戦です。

麩饅頭

流し点(一客一亭)

お茶を出す位置は、右膝前です。

自服をして、白湯も勧めました。

今日も猛暑が続いていますが、夕方には虫の声が聞かれるようになりました。

もう少しの辛抱かな?