のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2024.12.07のお稽古(小習)

2024-12-07 16:55:37 | 茶道

花 白玉椿

床 「吾唯知足」(われ ただ たるをしる)

 紫野寛州(長谷川 寛州)筆

待合の短冊 「山雲海月情」(さんうん かいげつのじょう)

 漢詩の一節、前段に語り尽す……とある

 ● 後炭手前

炭をつぎ終わった後、水を入れます。

濡れ茶巾で、釜の蓋、胴を清めます。

釜から立ち上る湯気が空気を清めるそうです。

主菓子 「木枯らし」「一葉」「山路」「落葉」等、思い思いの銘をつけます。

 ● 茶入荘

茶入に由緒がある点前です。

清める前に、古帛紗を敷きます。

拝見に出された茶入は、最後まで古帛紗をはずしません。

 ● 長緒

小習も16種類ありますから、全部習得するのも大変です。

中仕舞をします。

平建水では、このようになります。

 ● 流し点(一客一亭)

干菓子 みすず飴・くす玉

親しい間柄のお客様を招いて、一椀を差しあげます。

 今年も師走を迎えました。

最後の月は、辰年に別れを告げるので

辰の蓋置です。

茶杓の銘は「無事」をつけました。

急に冷えて来ました。

風邪等ひかないようにしましょう!

 

 


大学のお稽古(2024.11.05)

2024-12-06 19:28:30 | 茶道

花 照葉(山法師)・白侘助・昭和侘助

菓子 落葉(こなし)

先週と同じものを用意されました。

 ● 部長の薄茶棚点前は、基本に忠実で見事なものです。

平棗を使用しました。

 ● 薄茶棚点前

茶碗・棗はもう少し右でしょうか?

居前、道具の配置が良くできてます。

ふんわりと美味しそうです。

 ● 流し点

時間があったので、流し点をいたします。

干菓子 和三盆

一客一亭とも言います。

親しい友人と向き合って、会話を楽しみながら一服をさしあげます。

蓋置の位置が間違っていました。

水指の正面です。

自服をします。

(客)「どうぞお仕舞を」(主)「お白湯でもいかがでしょうか?」

(客)「それではお白湯を頂戴いたします」

一人きりのお客様をゆっくりもてなそうとの配慮ですね!

拝見に出した棗も飾り残します。

 ● 薄茶運び点前

 ● 薄茶棚点前

茶酌を清めます。

扱う手が美しいです。

サウスポーでもここまで出来ます。

 ● 薄茶運び点前

三回目ですが基本通りの所作です。

茶筅は茶碗より23cmほどが良いでしょう。

落ち着いた点前です。

熱心な稽古が実を結んでいます。

一年生も頑張っています。

3時から7人なので、時間内に全員の稽古を終わらせるために、拝見を省略します。

亭主の心入れの道具を拝見しないというのは、ありえないと思っているので、拝見無しは残念です。