後座の床
花 若松 蝋梅 昭和侘助
花入 竹一重切「福寿」橋本紹尚在判
12月21日にコロナを発症したため年末は静かに在宅で過ごす。
元日には孫たちのために、取り寄せた生ズワイ蟹でカニ鍋を用意する。
息子が手作りしたローストビーフが加わり、今月24歳になる女子と中2の男子は「こんな美味しい蟹は初めて!」と嬉しいことを言ってくれる。
しかし、コロナの後遺症なのか何となく毎朝”だるさ”があって、初釜の準備に取り掛かれない。
どうしよう、今年は中止しようかしらとか逡巡しながら数日が過ぎました。
が、一度止めたら続けられないかも、と思い直してようややく14日の初釜に漕ぎ着けたという訳です。
床 「歩歩是道場」(ほほ これ どうじょう)
鵬雲斎大宗匠筆
正午の茶事を稽古します。
水屋は毎年、息子が手伝ってくれます。
初炭の後、懐石料理を出します。
料理の写真は撮れませんでした。
煮物椀・焼き物・預け鉢・強い肴・八寸と進み、「花びら餅」を頂き中立です。
後座は、私が重ね茶碗(嶋台)で濃茶を、薄茶は花月で全員が頂きました。
何とか無事終わる事が出来て、今年の稽古がスタートします。
後かたずけは息子がしてくれて大助かりです。
5日ほど乾燥させてから、収納します。
大変でしたね。後遺症はありませんか。お弟子さんに匂いが分らなくなった人がいます。
無事にお初釜が出来てなによりです。
遅ればせながら、新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
ブログ拝見して勉強させて頂きます。