のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2020.12.19のお稽古

2020-12-21 22:53:16 | 茶道

花 臘梅、白玉椿
花入 瀬戸の曽呂利
薄板 丸香台
前回、椿の枝が短く苦心していると書いたところ、コメントでストローを使うと良いですよ、とアドバイスを頂きました。
感謝です。



初炭は小習いの盆香合です。
釜を清めるのは、その湯気で席中を清めるそうで、拝見に回すタイミングになっています。
香合は呉洲の周茂叔(型物香合番付西の前頭二段)
拝見は古帛紗を使用します。

主菓子 月よみ山路(小松市、松葉屋)





貴人点、濃茶点前です。
茶入 萩城山釜(金子信彦)
茶杓 又妙斎
仕覆 伊予簾
続いて貴人清次濃茶点前をしました。(写真省略)

干菓子 志ほがま(仙台市玉澤)と落雁(小布施)



貴人清次薄茶点前です。
濃茶との違いを確認しながら進めます。

薄器は宝船蒔絵の金輪寺です。

今年最後の稽古を薄茶で締めます。
大好きな寒山拾得の茶碗で点ててもらいました。
唐の奇僧を画題として描かれていますが、菩薩の化身との説もあるそうです。
飄逸な姿が何とも癒されます。
今日は冬至なので、柚子湯にして、カボチャを煮ました。
また、木星と土星が最も接近するとか、400年に一度だそうです。








2020.12.12のお稽古

2020-12-13 20:17:29 | 茶道

もみじ 白玉椿
白玉椿がようやく咲き始めましたが、枝が短く、入れるのに苦労です。

今日は四カ伝の日ですが、午後からは大円の草のお稽古で写真はありません。
初めての四カ伝は茶通箱です。

濃茶の棚点前をしました。
棚の上の棗は鎌倉彫りです。
今は亡き先輩の、宗偏流の先生から戴いたものです。
形見になってしまいました。

午後のお稽古まで、かなりの時間がかかりました。
伝物のお稽古はやはりちょっと疲れます。

日曜日の今日は、次男の連れ合いが、乳ガンの手術をして入院しているので、お見舞いに行ってきました。
手術は計画通りに済み、経過も順調との事で安心して帰宅しました。


2020.12.5のお稽古

2020-12-06 16:52:13 | 茶道

「吾唯知足」(われ ただ たるを しる)紫野寛州


南天 黄菊 昭和侘助
花入れ
備前焼


小習いから 壺荘をします。


壺は膳所焼で、大変軽く扱いが楽です。
口覆いは利休梅です。
後炭手前の後、茶通箱、続き薄茶をしました。










主菓子は金団で、「木枯らし」でした。(写真を撮り忘れました)
干菓子は、しおがまと小布施の落雁です。

写真の順番が逆になってしまいました。😥
壺荘は初めてなので、口緒の結び方、取り緒の結び方、網の脱がせ方、壺の扱い方、拝見のしかた。
一通り、私がして見せてからの稽古です。
初めての課目はなかなか上手くできませんが、繰り返しで身についていきます。
年に1回を続ける事が大事ですね。