のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

大学の稽古(2024.06.27)

2024-06-28 11:28:46 | 茶道

花 縞葦・金糸梅・雁皮

床 「行雲流水」

菓子 琵琶

 大学の近くの和菓子屋さんに、毎週お願いしています。

 ● 薄茶運び点前

茶筅を出したところ

「何にても 置き付けかへる手離れは 恋しき人にわかるヽと知れ」(利休百首より)

「何にても 道具扱ふたびごとに 取る手は軽く置く手重かれ」(利休百首より)

仕舞付け、水を釜に入れた後に釜の蓋を締めます。

頑張りました。

拝見に出した棗と茶杓が戻ったところ。

 ● 薄茶運び点前

茶碗を引いてから釜の蓋を開けます。

茶碗の位置は、膝と敷板との中間ですね。

水を扱った後は、引き柄杓。

柄杓の柄を下げてしまうと落ちてしまいます。

家でもお母さんに点てているそうです。

日常の中に抹茶があることが素敵です。

スーパーフードですから皆さんが健康になることでしょう。

拝見に出した道具が戻ってきました。

棗はヘリから五目、茶杓は二目、間隔は棗一つ分です。

 ● 盆略点前

足の痺れを必死に我慢をして、集中しています。

茶碗の周りもきれいにしましょう。

 ● 薄茶棚点前

薄器は金輪寺を使用しています。

横持ちで扱い、二引きで清め、蓋は茶碗と膝の間に置きます。

二椀点てでお願いします。

時間短縮のため替え茶碗で仕舞います。

 ● 薄茶運び点前

二回目です。

柄杓の扱いにも慣れてきました。

七人のお稽古が何とか終わりました。

 

 

 

 

 

 


2024.06.22のお稽古(七事式)

2024-06-22 17:14:09 | 茶道

 ● 且座の式

三客が花を入れます。

花 矢筈薄・ゼニ葵・コスモス・雁皮・半夏生

床に水を入れた花入れを用意します。

点前座

富士釜・唐銅道安風炉・荒磯棚・祥瑞水指・尻張り棗(ハイビスカス蒔絵)・瀬戸の肩付き茶入

次客が炭をつぎます(略炭所望)

香は焚きません。

良く湯のわくご名炭でした。

正客が香を焚き、床に置きます。

 ● 貴人清次花月(写真を撮り忘れ)

 菓子 清流(錦玉)・ふのやき・ゆきげ杏(写真を撮り忘れ)

 ● 投込み花月

奈良絵茶碗

初花が茶杓を取ると、正客は折据を回します。

四客は札を取ったら、折据を点前座に持って行きます。

花は茶を点てた茶椀を定位置に出して客付きに向き、札を取り握りこんで折据を下に置きます。

一斉に札を見て「月」「花」と名乗ります。

花は「松」と名乗ることは無く、札を折据に振り込み点前座に戻ります。

帛紗を腰に付けて、仮座に入ります。

「月」は茶碗を取りに出ます。

四客は折据を取りに出て、自分の札を振り込み折据を戻します。

仕舞花は本仕舞をします。

亭主は、建水・茶碗を下げて水次を持ち出す。

折据正面に向き、総礼の後折据を懐中して水指正面に向き水を注ぐ。

 今年もあっという間に半年が過ぎようとしています。

 

 

 


大学の稽古(2024.06.20)

2024-06-21 20:22:03 | 茶道

花 半夏生・雁皮・山紫陽花

  (はんげしょう・がんぴ・やまあじさい)

菓子 清流(錦玉)

 ● 薄茶運び点前

 ● 薄茶運び点前

大学の稽古は、月に三回木曜日に行っていますが、それ以外の日も自主稽古をしているそうで、熱心に取り組む気持ちが伝わってきます。

鏡柄杓の合がちゃんと垂直になっています。

基本中の基本ですので見習ってください。

 ● 薄茶棚点前

棗以外の薄器に挑戦します。

仕舞い水を釜に入れますが、釜の口より合一つ分上から入れて良い音を聞かせます。

流石のお点前です。

 ● 初めての薄茶運び点前

盆略点前と清めの所作は同じですが、道具を置く位置が変わります。

居前と位置をしっかり覚えましょう。

置き柄杓・切り柄杓・引き柄杓・取り柄杓等、名称を覚えるのが大変です。

 ● 盆略点前

新入部員の学生達も着実に前に進んでいます。

 ● 盆略点前

傍らには先輩が見守っています。

来月には新入部員が二名入部だそうです。

 

 


2024.06.15のお稽古(四カ伝)

2024-06-16 15:58:32 | 茶道

花 半夏生・雁皮・沙羅

花入 青磁魚耳花入(真)

薄板 矢筈板(真)

床 「滝」 橋本紹尚筆

 四か伝の稽古日ですが、真台子が出ていますので「真の行」「大円の真」「大円の草」をいたしました。

9日(日)の研究会が大円の草でした。

角先生のお話を参考にしながら、復習しました。

菓子 道明寺・麩饅頭・りんご

真台子にて後炭手前

天板の薄器は棗が相応しかった。

台子の薄茶、濃茶点前のあと、台子を畳んで「大円の草」をいたします。

 待合、茶室の冷房をきかせていても、お点前さんは汗だくです。

 

 


2024.06.08のお稽古(小習)

2024-06-08 21:08:47 | 茶道

花 夏椿(沙羅)・河原撫子・大紫露草

花入 萩焼瓢掛花入

 今日は先週特別稽古で使用した台子を使って、小習のお稽古です。

 ● 台子初炭手前

羽 姉羽鶴

香合 筏に笹香合

棗 鵬雲斎好寿輪棗の写し

  (鵬雲斎が結婚した際の引き物として制作された)

皆具 萩焼

 ● 台子濃茶点前

 ● 続き薄茶

干菓子 姫ゆかり(坂角)・遊びかん(風流堂)・秋田諸越

菓子器 籐編み春慶塗丸盆

茶入 萩の肩衝

茶杓 六閑斎写し

仕覆 伊予簾

薄器 寿輪棗

 ● 台子薄茶点前

薄茶では、柄杓を構えて釜の蓋を開け閉めできます。

皆さんが帰った後には沙羅がひらきました。

夜には落ちていました。

庭には、毎日落ちる沙羅のはなが沢山で、拾うのが一仕事です。

 4日(火)に三井記念美術館に行って来ました。

利休・織部・遠州にゆかりの茶道具や美術品が集められ、見ごたえのある内容でした。