博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

私たち日本人は

2007年05月20日 | 読書・映画
 では私たち日本人はどうでしょうか?私たちが意識を変える必要はあるのでしょうか?結露から先に言うと今の日本人の平均的な食生活に関する意識を変えないように意識する必要があると思います。こういうとえっと思う方も多いでしょうね。でも今の私たちの食生活は割りと望ましいのではないでしょうか?
 もちろん、日本の自給率の低さですとか、北国での塩分の過剰摂取の問題ですとか、食文化の欧米化による高コレステロール化の問題ですとか、若者の食生活の乱れですとか、葉物野菜の低ビタミン化ですとか、いろいろ深刻な問題があることを私は知らない訳ではありません。
 でも平均すると割といい線いっているような気がします。米などの穀物で必要なカロリーの主要な部分を摂取することとか、魚や野菜、肉を多様に摂る習慣はかなりいい傾向だと思うのでこれは変える必要は無いと思います。だって毎日必ず450グラムのビフテキを食べないといられないという人はまずいないでしょう?「スーパーサイズミー」という映画で毎日必ずビッグマックとポテト大盛を食べないといられないという人が登場しますが、日本にそういう人はいますでしょうか?
 日本人は戦後の経済成長とともに食文化の欧米化は進みましたが、それは従来の食文化に「付け加える」ということで、むしろ多様化の方向に進んだという気がします。これは平均的にはいいことだったと思うのです。もちろん地域的には例えば沖縄県のように極端な高カロリー化が県民の平均寿命を縮めた事例もありますので全てが良かったというわけでもないですが…
 意識を変えないという意識も必要ではないでしょうか。

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