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先週の東京出張の際に、地下鉄大江戸線六本木駅連絡通路から東京ミッドタウンの地階に入りますと、上の写真のオブジェが目に入りました(この写真はオブジェの背面です)。以前からその存在は知っていたのですが、今回初めてオブジェの名前を知りました。「意心帰」という名称だそうです。作品の説明文によりますと、この作品の意味は「数十億年という時を経て作られた大理石は、この地球の一部です。その白い石『意心帰』を地下に戻しました。石に彫られた穴に身を沈めると地球の一部になり、静かな太古の声なき声が石から聞こえてきます。地上より太陽の光が差し込む時、その石は初めて光を視るように白い石の粒子は美しく息づきます。『意心帰』と地上の『妙夢』が共鳴し、空間全体が優しいヒューマンな場になることを願っています」(注)ということだそうです。作者は彫刻家の安田 侃氏だそうです。
(注)https://www.tokyo-midtown.com/jp/design-art/artwork/