プランターで栽培しているトウモロコシの背丈が50cm程度で、もう穂が出てきました。
昨日のフジサンケイビジネスアイの報道によれば、トウモロコシの米国内価格がじりじりと上昇しているそうです。その原因は価格上昇中のガソリンに代わるエタノール燃料の原料としての需要が拡大しているためだそうです。シカゴ商品取引所でのトウモロコシ先物価格は現在1ブッシェル(約24キログラム)当たり約2.55ドルで前年比で20%以上高くなっているそうです。予測では2009年には4.5ドルにまで上昇するとの見通しが強まっているそうです。トウモロコシ価格を押し上げている主原因は、植物を原料としたバイオ燃料のひとつであるエタノール燃料向け需要の急増で、米国はブッシュ大統領が打ち出した新エネルギー政策に基づきエタノールとガソリンを混ぜた燃料の普及を急ピッチで進めており、サトウキビからエタノールを作っているブラジルと生産量世界首位の座を争っているそうです。今年米国でエタノール生産に使用されるトウモロコシの量は2004年の約1.5倍に当たる21億5000万ブッシェルに上り、全米のトウモロコシ生産量に占める割合は20%に達する見込みだそうです。
引用元:http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200607310015a.nwc
これは大変なことです。トウモロコシは直接食品になる他、家畜の飼料にもなりますし、肉の消費量が急増している中国などでの需要が急増していますから。できれば人間の食物以外のものをエタノールの原料にしてほしいものです(このことについては米国の研究機関なども提言しているようです)。
米国という国は一旦何か事が起こると、国力を挙げて不可能を可能にしてしまう潜在力をもっています。核爆弾を作りだしたマンハッタン計画しかり、月着陸を行ったアポロ計画しかり。第二次世界大戦では、わずか2年余りで、それまで世界のどこにも影も形も無かった巨大な軍隊を作り出し、西半球と東半球の主要地域を制圧しています。できそうもないことを出来るようにしてしまうのです。石油代替資源でも同じことをするでしょう。それだけに舵取りを誤ると他の世界に与える影響も甚大です。では何を使えばいいのかというと、トウモロコシの実以外の部分、茎とか葉ですね。茎や葉は、セルロースという物質で主にできていますが、このセルロースを糖に分解する酵素の開発が鍵のようです。トウモロコシの他にロッキー山系に大量に自生しているスイッチグラスという野草も有望なようです。それと栽培、収穫等に投入されるエネルギーと、作物から得られるエネルギーの比較ではトウモロコシより、サトウダイコンやサトウキビの方がはるかに効率がいいそうです。実際にブラジルでは既に30年前からサトウキビから作られるエタノールが自動車の燃料として広く使われています。
日本でも稲の藁などは捨てられていますから、エタノールの原料になるかもしれません。それらの原料を収集し、加工し、供給する経路全体のエネルギー収支にも注意しないといけませんが、基本的には、空気中の二酸化炭素を固定した物質が茎や葉や藁ですから温暖化ガス削減にも役に立つかもしれません(翌年また栽培されて二酸化炭素は固定化されるので)。
SAKAさん、ようこそ!
この旭台のあたりは、昭和50年頃大きな養鶏場があったようですね。
ところで辰口弁ってどういう言葉ですか?
昨日のフジサンケイビジネスアイの報道によれば、トウモロコシの米国内価格がじりじりと上昇しているそうです。その原因は価格上昇中のガソリンに代わるエタノール燃料の原料としての需要が拡大しているためだそうです。シカゴ商品取引所でのトウモロコシ先物価格は現在1ブッシェル(約24キログラム)当たり約2.55ドルで前年比で20%以上高くなっているそうです。予測では2009年には4.5ドルにまで上昇するとの見通しが強まっているそうです。トウモロコシ価格を押し上げている主原因は、植物を原料としたバイオ燃料のひとつであるエタノール燃料向け需要の急増で、米国はブッシュ大統領が打ち出した新エネルギー政策に基づきエタノールとガソリンを混ぜた燃料の普及を急ピッチで進めており、サトウキビからエタノールを作っているブラジルと生産量世界首位の座を争っているそうです。今年米国でエタノール生産に使用されるトウモロコシの量は2004年の約1.5倍に当たる21億5000万ブッシェルに上り、全米のトウモロコシ生産量に占める割合は20%に達する見込みだそうです。
引用元:http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200607310015a.nwc
これは大変なことです。トウモロコシは直接食品になる他、家畜の飼料にもなりますし、肉の消費量が急増している中国などでの需要が急増していますから。できれば人間の食物以外のものをエタノールの原料にしてほしいものです(このことについては米国の研究機関なども提言しているようです)。
米国という国は一旦何か事が起こると、国力を挙げて不可能を可能にしてしまう潜在力をもっています。核爆弾を作りだしたマンハッタン計画しかり、月着陸を行ったアポロ計画しかり。第二次世界大戦では、わずか2年余りで、それまで世界のどこにも影も形も無かった巨大な軍隊を作り出し、西半球と東半球の主要地域を制圧しています。できそうもないことを出来るようにしてしまうのです。石油代替資源でも同じことをするでしょう。それだけに舵取りを誤ると他の世界に与える影響も甚大です。では何を使えばいいのかというと、トウモロコシの実以外の部分、茎とか葉ですね。茎や葉は、セルロースという物質で主にできていますが、このセルロースを糖に分解する酵素の開発が鍵のようです。トウモロコシの他にロッキー山系に大量に自生しているスイッチグラスという野草も有望なようです。それと栽培、収穫等に投入されるエネルギーと、作物から得られるエネルギーの比較ではトウモロコシより、サトウダイコンやサトウキビの方がはるかに効率がいいそうです。実際にブラジルでは既に30年前からサトウキビから作られるエタノールが自動車の燃料として広く使われています。
日本でも稲の藁などは捨てられていますから、エタノールの原料になるかもしれません。それらの原料を収集し、加工し、供給する経路全体のエネルギー収支にも注意しないといけませんが、基本的には、空気中の二酸化炭素を固定した物質が茎や葉や藁ですから温暖化ガス削減にも役に立つかもしれません(翌年また栽培されて二酸化炭素は固定化されるので)。
SAKAさん、ようこそ!
この旭台のあたりは、昭和50年頃大きな養鶏場があったようですね。
ところで辰口弁ってどういう言葉ですか?