博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

祝 被団協がノーベル平和賞受賞

2024年10月12日 | 時事
 既に広く報道されておりますように、今回のノーベル平和賞に被爆者の立場から核兵器の廃絶を訴えてきた「日本原水爆被害者団体協議会」(被団協)が受賞しました。被団協は広島や長崎で被爆した人たちの全国組織で、ノーベル平和賞選考委員会は70年にわたり被爆の実相を伝え、核兵器廃絶を世界に訴える活動を続けてきた日本被団協を選んだということです。日本のノーベル平和賞受賞は、非核三原則を表明した佐藤栄作元総理大臣が1974年に受賞して以来、50年ぶりとのことです。先ずは関係者の皆様、おめでとうございます。
 1945年(昭和20年)8月6日と9日から79年が経過しました。厚生労働省のデータによりますと、被爆者の平均年齢は今年3月末で85.58歳に達しているそうです(注)。直接原爆投下の被害を被った方々は急速にこの世を去りつつあります。そして生存被爆者の減少と共に核戦争の現実味が強まりつつあるようにもブログ主は感じます。ロシアのウクライナへの侵攻、北朝鮮の核武装、核保有が疑われているイスラエルとイランの対立などリスクは高まりつあるように見えます。ノーベル平和賞選考員会も、そのような焦燥を感じているのではないかとブログ主は妄想しています。上の写真はブログ主が2017年7月に訪問した際に撮影した広島平和記念公園の慰霊碑です。
(注)https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26531.html


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。