博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

オンラインで五輪開催を

2021年05月10日 | 時事

 私は先日、弁護士の宇都宮けんじ氏が呼びかけられた五輪中止のオンライン署名に賛同署名をいたしました。

 しかし、同時に前向きに、どうすれば五輪を開催できるかという点についても考えてみました。一つ考えたことは、個人競技に限定してICTとUTC(協定世界時)を活用しオンラインで各国がそれぞれの国内で同時に競技をスタートするのです。例えば競泳であれば、各国の選手はそれぞれの国内プールで、UTCを基準に同時にスタートするのです。世界で最も正確と国際度量衡局(BIPM)に折り紙を付けられたスイスの「フォンテーヌ・コンティニュー・スイス(FoCS)原子時計」に基づいて計時すれば十分に精密な競技結果の判定は可能でしょう。こんなことは、確実に誰かが思いついていると思いますが、この1年、コロナ禍のために様々なオンラインイベントが活発に行われるようになっていますので、五輪だってできないことはないでしょう。これなら各国の選手は国外に出る必要がなくなるので、危険な海外のウイルス変異株の感染リスクを避けることができます。テレビ・ネット中継も各国の画面を繋ぐことで見ごたえのある見せ場を作れそうです。

 デメリットしては、個人競技しか開催できないことと、開催国日本のUTCに合わせた競技開始時刻を設定することになるのでしょうから、国によっては時差の影響で不利を被る選手も出てくることですが、危険な変異株ウイルスの感染リスクを考えればやむをえないのではないでしょうか。

 また聖火ランナーは、バーチャルリアリティを活用して、ランナーに隔離された屋内のルームランナーで走っていただき、沿道の景色は実走する中継車の画像と合成してテレビ・ネット中継をすればよいと思います。これで見物人が集まるリスクを避けることができます。開会式、閉会式も同じ要領でバーチャルリアリティを活用してテレビ・ネット放映をすればよいのではないでしょうか。世界史上初のICTオンライン五輪として歴史に刻まれることでしょう。

 それでは「ちっとも面白くない!」という声が聞こてきそうですが、アスリート、関係者、観客の安全のためには、これが最良の選択ではないかと思いますが、いかがでしょうか。今後の五輪もオンライン開催にすれば、費用のかかる施設の建設から解放されることでしょう。

※上の時差地図はWikipediaから引用させていただきました。


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