Astro Artsの報道によれば、NASAの外惑星探査機ボイジャー1号」が太陽風の速度がゼロとなる境界点を通過したと発表したそうです。現在この探査機は太陽から約173億km(太陽~地球の距離の約116倍)離れたところを飛び続けており、地球からもっとも遠くにある人工物となっている。太陽を中心とする「太陽圏」の中では、太陽が放出するプラズマの風「太陽風」が外向きに吹いています。ボイジャー1号が送ってきた現在位置のデータによると、その太陽風の外向きの速度が、太陽圏外から吹き込む「恒星間風」に押されてゼロになっているそうです。
報道によればボイジャー1号の現在位置における太陽風の絶対速度は、ヘリオシースの中を航行する探査機のスピードと、太陽風のプラズマ粒子が機体にぶつかるスピードから推定され、2007年8月に秒速60kmだった太陽風は、ボイジャーが太陽から離れて1年進むごとに20kmずつ遅くなり、今年6月にとうとうゼロになったそうです。その後4か月間の測定でもこの値が安定して変わらないことが確認され、今回の発表となった。おおよその見積もりではあるが、4年後には太陽圏の最果てに到達し、人工物として初の恒星間航行を開始すると見られているそうです。
ソースです ⇒ http://www.astroarts.co.jp/news/2010/12/16voyager/index-j.shtml
1977年9月、私が満16歳の時に打ち上げられたボイジャー1号は、18歳の時に木星、19歳で1980年に土星を接近観測してから太陽圏の外に向かって飛行を続け、太陽系の終点を超えようとしています。
報道によればボイジャー1号の現在位置における太陽風の絶対速度は、ヘリオシースの中を航行する探査機のスピードと、太陽風のプラズマ粒子が機体にぶつかるスピードから推定され、2007年8月に秒速60kmだった太陽風は、ボイジャーが太陽から離れて1年進むごとに20kmずつ遅くなり、今年6月にとうとうゼロになったそうです。その後4か月間の測定でもこの値が安定して変わらないことが確認され、今回の発表となった。おおよその見積もりではあるが、4年後には太陽圏の最果てに到達し、人工物として初の恒星間航行を開始すると見られているそうです。
ソースです ⇒ http://www.astroarts.co.jp/news/2010/12/16voyager/index-j.shtml
1977年9月、私が満16歳の時に打ち上げられたボイジャー1号は、18歳の時に木星、19歳で1980年に土星を接近観測してから太陽圏の外に向かって飛行を続け、太陽系の終点を超えようとしています。