博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

ルイセンコの再来2

2020年06月25日 | 時事
 トロフィム・ルイセンコ(1898年9月29日 - 1976年11月20日)は、旧ソ連の農学者です。ルイセンコは春まき小麦の種を冷やすことによって春まき小麦が秋まきに、秋まき小麦が春まきに変わることを発見したと主張しました。春化処理と呼ばれる手法です。ルイセンコはこれを遺伝的性質がこのような操作によって変化するものと見なし、獲得形質が遺伝されたと主張しました。この主張は明らかに間違ってい . . . 本文を読む

ルイセンコの再来

2020年06月24日 | 時事
 6月24日付けの朝日新聞で「自民党広報のツイッターアカウントがダーウィンの進化論を誤用した言い回しを使って憲法改正の必要性を訴えたことへの批判が出ていることについて・・・(中略)・・・投稿は19日。「もやウィン」という架空のキャラクターが登場する4コママンガの形式を取っている。ダーウィンの進化論を引き合いに「最も強い者が生き残るのではなく 最も賢い者が生き延びるのでもない」「唯一生き残ることが出 . . . 本文を読む

寒極で摂氏38度

2020年06月23日 | 環境・エネルギー
 報道によりますと、ロシア連邦サハ共和国(シベリア北部)の町ベルホンヤンスクで摂氏約38度を上回る異常な高温が観測されたそうです。この町は同じサハ共和国内のオイミャコンと並んで世界の「寒極」と呼ばれ、北半球で最も寒さが厳しい地域です。19世紀の終わりに北半球における観測史上最低気温氷点下67.8度を記録したことがあります。ただし内陸部にあるため夏と冬、夜と昼の温度差は大きく夏の日中に摂氏30度以上 . . . 本文を読む

太陽への接近

2020年06月22日 | 宇宙開発・天文
 昨日の部分日食を直接観察できなかったのは残念でした。一方、今年2月10日に打ち上げられたヨーロッパ宇宙機関の太陽探査機「ソーラーオービター」(上の写真です)は、先週の6月15日に初めて近日点(楕円軌道上で太陽に一番近づく点)を通過したそうです。報道によりますと、このとき太陽の表面からの距離は約7700万kmで、地球・太陽間距離の半分にまで迫っている。近日点通過後の1週間は探査機に搭載された6基の . . . 本文を読む

夏至の日の部分日食

2020年06月21日 | 宇宙開発・天文
 今日は夏至で、福岡市内では部分日食が見られるはずでした。予報では午後3時59分に日食が始まり、午後5時9分に食が最大になり、午後6時11分頃終了ということでした。食の後半頃に太陽を見上げてみましたが、日食グラスなどがないとちょっと欠けているとは分かりませんでした。日食の途中でも太陽を直視することは網膜を傷つけ危険です。絶対に直視しないでください。 . . . 本文を読む