汗の気化熱、伝導、放射熱、衣服内にこもる熱を逃がすとスーッとする。
着物の襟に注目したのはインナー「背中クールタイ」の付属品のネックタイを考案している時でした。
布を折って「背中クールタイ」を引っ掛ければ簡単にできると思いましたが着けてみると重さで垂れてしまいました。
その為に着物の襟心を知り商品を取り寄せました。プラスチックです。ネックタイは芯にも工夫をして伸縮できる生地で仕上げてあります。
着物を知り襟の角度、衣紋を抜くなど高温多湿の中で育った文化が見られました。
衣紋を抜いた形のいい襟元には魅力を感じるのは私だけでしょうか?興味をひいたのは背中の熱を逃がして涼しくしていたのではないかと思ったからです。
涼しさは?着物と洋服を比較
背中の熱を逃がす「背中クールタイ」と共通点があり背中に着物の衣紋を抜いた角度と同じような隙間を施して今風の吸水速乾の洋服と同一運動して比較して見ました。
驚くことなかれ、襟の角度から気化熱を放出して体温を下げてくれているのです。"着物が涼しい"ことを確認したのです。
さすが日本の民族衣装です。 比較グラフをご覧ください。
着物と洋服の比較まとめ
「背中クールタイ」を着物に見立てて吸水速乾の洋服と比較です。
衣服の中の温度・湿度を比較グラフで湿度に注目です。洋服(青い点線)は運動初めて15分で汗ばみ濡れていきますが熱を逃がすと濡れません。着心地がどちらが良いか一目瞭然ですね。
衣服内を快適にしているのは背中の襟の角度から気化熱で体温を下げてくれているのが原因です。
熱は溜めないでいかに早く外へ放出するかです。
着方の問題、下着の保温性、速乾性もあり着心地は変わります。
「寒い環境」を作ると体のしくみでダイエットが出来ます。「暑い環境」では熱溜まりを放出して爽やかにします。
襟のない時に使う付属品「ネックタイ」
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