いつも解放されたい って 思っています。
今回は 本 や 国語 の話から。
家にはある程度の本はありましたが、
(父が読書家のほうでした・・)
子供の頃 ほとんど 本 を手にした記憶がない。
わたしはとにかく 国語の時間が苦痛で。
学生時代の話です。
前にも書きましたが 国語の時間の大半は
わたしの 空想の時間でした。
空想の内容は まぁ 「家出」っぽい事。
知らない島に行って 初めて食べた実が、
とても 美味い (美味しいと想像する) とか。
自分で 家 を作る (ツリーハウスのような・・) とか。
なんだ わたし 全然成長していません。
国語の話に戻しましょう。
国語の時間で真面目に聞いていたのは、
「詩」の時間くらいでしょうか。
で。
一番 イヤなのは テスト。
特に わたしの 嫌い とする質問、
文中の それ は なにを 指しているか?
や
主人公の気持ちをまとめよ。
など・・・。
特に それ に関しては、
テストの短文の中に たくさんの それ があって。
しかも 右側に 二重線 なみなみ線 太線・・・・。
くどくど くどくど 分けられて、
それに いちいち答えさせられる。
「あぁ かんべんしてよ・・」
「そんなこと どうでもいいや」
そう思っていました。
当然 あの頃のわたしは そんな思いは誰にも言えず、
たくさん × のついたテストを 返してもらう。
主人公の気持ち も たいてい ×
長い休みの感想文に関しては
代筆してもらっていましたし。
高校生の時 自分の進路を考えた時
国語っぽい 授業のない学校に行きたかった。
日本語の 。 や 、 「 」 それ
から 解放されたい。
そう思って高校を卒業したとき、
とても いい気分だった。
そして それから 少しずつ
自分の読みたい 本を 自分の働いたお金で
買って読むようになった。
そうして わたしの読む本の感想など 誰も聞かないし、
答えなくてもいい 心地よさを。
添削だらけの わたしの 日本語の使い方を
もう 誰も赤ペンで消さない・・
その心地よさを わたしは味わったんです。
ですが この国語力のなさが。。。
この社会で生きていく上で
苦労することが多いというのを、
後から痛感するのです。