「それ」から 解放されたい。

2008年02月10日 | その他

いつも解放されたい って 思っています。

今回は 本 や 国語 の話から。

家にはある程度の本はありましたが、

(父が読書家のほうでした・・)

子供の頃 ほとんど 本 を手にした記憶がない。

わたしはとにかく 国語の時間が苦痛で。

学生時代の話です。

前にも書きましたが 国語の時間の大半は

わたしの 空想の時間でした。

空想の内容は まぁ 「家出」っぽい事。

知らない島に行って 初めて食べた実が、

とても 美味い (美味しいと想像する) とか。

自分で 家 を作る (ツリーハウスのような・・) とか。

なんだ わたし 全然成長していません。

国語の話に戻しましょう。

国語の時間で真面目に聞いていたのは、

「詩」の時間くらいでしょうか。

で。

一番 イヤなのは テスト。

特に わたしの 嫌い とする質問、

文中の それ は なにを 指しているか?

主人公の気持ちをまとめよ。

など・・・。

特に それ に関しては、

テストの短文の中に たくさんの それ があって。

しかも 右側に 二重線 なみなみ線 太線・・・・。 

くどくど くどくど 分けられて、

それに いちいち答えさせられる。

「あぁ かんべんしてよ・・」

「そんなこと どうでもいいや」

そう思っていました。

当然 あの頃のわたしは そんな思いは誰にも言えず、

たくさん × のついたテストを 返してもらう。

主人公の気持ち も たいてい × 

長い休みの感想文に関しては

代筆してもらっていましたし。

高校生の時 自分の進路を考えた時

国語っぽい 授業のない学校に行きたかった。

日本語の 。 や 、 「    」 それ 

から 解放されたい。

そう思って高校を卒業したとき、

とても いい気分だった。

そして それから 少しずつ 

自分の読みたい 本を 自分の働いたお金で 

買って読むようになった。

そうして わたしの読む本の感想など 誰も聞かないし、

答えなくてもいい 心地よさを。

添削だらけの わたしの 日本語の使い方を

もう 誰も赤ペンで消さない・・

その心地よさを わたしは味わったんです。

ですが この国語力のなさが。。。

この社会で生きていく上で

苦労することが多いというのを、

後から痛感するのです。