イベントや個展で出会った人たち
忘れることのできない方がたくさん
停年退職されたご婦人方。
私の古いものを見て昔話を始める。
少女のころに質の良くない印刷物の誰それの
スタイル画や挿絵にどんなにか心奪われたか
親の目を盗みながらこっそり眺めて
どんなに心を躍らせたことかを。
そして、あなたの趣味はどうかしらとか、
私の趣味の方が いいわ とか
相手の好みを愛情をこめてやさしく否定する。
誰だって自分の 好き が一番です。
そんな風に話は尽きないのです。
その姿やわくわくした話し方は、童女のようにかわいらしい。
わたしは、そのそばでご婦人たちのおしゃべりをとても楽しく聞いていて
本当にとても幸せな気持ちになった。
大切なのは、子供のような心を失わないこと。
その心を思い出すこと。
そんなメッセージをいただいた瞬間でした。
、、
わたしは最近体力的に、徹夜というものができなくなり、
夜遅くにこなした仕事は朝起きてみると手直しが多い。
小さな文字が苦手となり、根気なく
いろいろなことが面倒になってきている。
老いていく体には逆らえません。
潔く事実は受け入れなくてはなりません。
それでも、もう少しランプを作る体力と気力を無くさないよう
食べるものはできるだけピュアなものをこころがけ
心は 童女の部分を忘れずに (あくまで目標です)
ランプをつくっていきたいものです。