一枚のガラスから

2010年02月24日 | 思う

ガラスをカットする

わたしにとって ガラスをカットする作業は

かなり メンタルな作業

気持ちがざわついていると

カットは たいてい上手くいかない

カットに失敗したガラスも

割ってしまったガラスも

こなごなになったガラスも

わたしは どのガラスの状態も好きで

小さな小さな ガラス片さえ

端材という言葉を使うのを 少しためらう

とても小さなガラスに光があたって

それがとても きれいで

あまりにも きれいだと

しぜんと 素直な気持ちになります

そして 

わたしは 何かに 

大きな 何かに 

許してもらっているような

そんな 気持ちに なるんです

わたしの ややこしい感情や

わたしの とっさの言い訳や

わたしの 醜さも 全部

mm

わたしは ちっとも許すことができないのに