グルーチップと呼んでいるガラスがあります。
ガラスに鳥の羽根のような模様が入ったガラスです。
寒い日の窓にできる雪の結晶模様とよく似ているので
「シバレガラス」という人もいます。
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このガラス、ニカワを使って自分でも作れることは聞いていて、
自己流で何度か試してみたもののうまくいきません。
大阪に行った際、ガラス問屋の社長さんにお会いして、
このグル-チップのガラスの作り方を聞いてみました。
社長さんも遠い記憶をたどる感じで、ニカワを使うこと
温度、乾燥の時間やタイミング、ニカワのはがし方などなど
かなり参考にはなったんですが、いまいちわからないのが詳しいニカワの使い方。
札幌帰って試してみても、うまくいくかなー?
なんて思っていました。
で す が
3日から始まった北海道物産展「ホロベツ民芸」さんが
マキリ(アイヌの小刀)を作る工程のビデオを流していました。
マキリに使う「のり」はニカワなんだそうです。
わたしにとってヒントがいっぱいのビデオでした。
ありがとうございます。
ニカワって鹿の爪の中から取り出すんですね
知らなかった。
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それからは、ホロベツ民芸の浦河氏に食いつき
(しつこく)ニカワの使い方を教えてもらいました。
ここでもやっぱりありがとうございます
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やった! 少し見えてきた。
そろったよメンツが。
もしかしたらオリジナルのグル-チップガラスができるかも。
グル-チップガラスはもう廃番になってしまい、
今わたしの手元にあるものも数枚しかない
あとは各問屋さんにあるものでおしまいのガラス
かなりがっかりしていた私もこれで希望がみえたかも
まだ試してないのに、できたつもりになってます。
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