日本三大渓のひとつ嵯峨渓は、太平洋の波が人間にとって永遠とも思える歳月をかけ、
岩肌が少しずつ削られてできた自然の産物です。
女性的でやさしい印象の松島と対象的に、切り立った崖や鋭利な岩肌が男性的で
荒々しい印象を与えてくれます。
嵯峨渓に行くまでは船で飛ばしていきます。大揺れでしぶきをいっぱいかぶりました。
屏風岩





象の鼻のようなめがね橋

ミサゴの巣です。

嵯峨渓の青い洞窟
午後になるともっと日が入って青くなるそうです。


岩場に咲くユリ

津波の被害が大きかったところで、小さい岩は大きく形を変えたそうです。

橋が流され借り橋です。新しい橋を増設中。


おまけはウミウとウミネコ

60分の船旅でしたがスピードある船足がちょっと怖かったですね。
今回の東北の旅では津波の被害を感じさせないところばかりだったので、
嵯峨渓にきて被害の大きさに驚きました。
岸壁も橋も民家も遊覧船乗り場もみんな流されていました。
嵯峨渓があったから、松島が助かったというお話も聞きましたが、
自然の怖さを再認識しました。
感じますね。素晴らしい景色だと思います。
青い洞窟も神秘的ですね。
スカシユリのような花が崖にへばりついて、とても健気な感じが
します。わずかでも根を張れる土があるのでしょうかね?
わずかな土に松などが生えていますが、100年たってもほとんど成長しないそうです。
津波では松が根こそぎ流されてしまったそうです。
こたこれから2・300年かけて松が成長して昔の姿になっていくのでしょうね。