濱田岳と荒川良々が脇を固めている時点で
面白いのが確定的。
ましてや原作が
「プリンセス・トヨトミ」「鹿男あをによし」
の万城目学ときたらあんた!
でも実際に映画を観ていると
期待は完全に裏切られる、
予想を遥かに上回る面白さ!
奇想天外の設定が、さも当たり前のように繰り広げられる
それを妙に納得させてしまう「千年の魔都」京都。
観終わった後、いや観ている途中で、きっと貴方も
「ゲロンチョリー」
としている事だろう。
いや~、きっどさん「ホルモー」を会得しに
今週末あたりに吉田神社へ行ってみようなかー。
ラストのコンタクトにして垢抜けた、いつもの綺麗な栗山千明より
「凡ちゃん」な彼女の方が可愛い!と思うのは、きっどさんだけではない筈。
主人公の山田孝之が好きになる芦名星
ホントは栗山千明が言うほど「自己チュー女」でもないんだけど
それが女心って事なんでしょうか。
でエンドロールが流れた最後の最後に出てくるシーン。
勿論、ビートルズのアルバム「アビイ・ロード」のパロディである。
前から3番目のポール役が忠実に裸足だし。
「でも5人居てるやん!ビートルズは4人やん!」
と言う貴方!我々LP世代では有名なんだけど、
「ABBEY ROAD」の表示を撮影してる時に
女性が横切って写りこんでしまったNGカットがあって
それをメンバーが面白がって実際の裏ジャケットに採用されている。
その女性の洋服がブルー、京都大学青竜会のユニフォーム(?)と一緒、
つまり栗山千明は裏ジャケットの「横切った女性」の役なんですな。
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