長澤まさみと三谷幸喜の時代劇と言えば
「紫式部ダイアリー」
時代劇と言っても長澤まさみ演じる売れっ子作家のブー(紫式部)と
大御所エッセイストだけど最近すっかり書けなくなってるゴン(清少納言)
がバーのカウンターで二人芝居、衣装もセクシードレスと言う
「時代劇」とあんまり言えない内容だった。
(めちゃめちゃ面白かったけど)
今回は真田信繁の幼馴染の「きり」の役。
でも信繁は黒木華演じる「梅」に惚れてる、
その恋愛相談にのってあげるんだけど、実は「きり」も信繁が好きだと、
バブル以前の恋愛ドラマか?!
でも、おもろい!!
露骨に差をつけた櫛のプレゼント、
めげずに、わざとらしい足をくじいた仮病と言う策略を巡らす「きり」
新喜劇か??吉本やなく、松竹の。
もうひとつの策略が昌幸の信長へのアプローチ。
この辺りは、昌幸が先代の一徳斎(幸隆)から「いらん子」としてほったらかしにされた、
と言うバックボーンが判るともっと面白いんだけどね。
長男の信幸には自分と違って本流として真っ当に育って欲しい、
て思いがあるんですな。
その通りに兄弟はそれぞれの道を歩んで行く訳だけど、
それはまだまだ先のお話し。