あれだけ先の先まで見透かしていた父、昌幸が、
いつからか見間違えるようになる。
それは老いなのか?それとも時代の流れなのか?
あれだけ大きかった親父の背中が小さく、みすぼらしく見える。
それは反対に、政権の中枢で、よりレベルの高い人々と接する事によって、
信繁自身が成長した証し。
って事を三谷幸喜は描きたかったんだろな。
確かに真田の上洛は、このランクにしては遅すぎた。
伊達政宗なんぞは潰されかけてるからね。
政宗は北条との関係が障害となってたけど、
真田は同盟関係であった上杉がとっとと上洛してるんだから、
大名でもない身でありながら、ここまで勿体つける意味が明確でない。
織田に服従して3ヵ月後に殺された「本能寺の変ショック」がトラウマとなってたか。
更に家康の与力にと、
それを「ざまあみろ」と調子に乗る家康。
「感情を表に出さず、思慮深くて何事にも動じない」
と言う固定観念を覆す、
「じゃない家康」
けっこーこっちの方が正解な気がする。
「大人物家康」
は江戸時代に作り上げられた偶像のような。