![]() | 転生回廊―聖地カイラス巡礼青木 新門,寺田 周明北日本新聞社このアイテムの詳細を見る |
ヒマラヤの聖地カイラスへの巡礼の様子が、写真と文で綴られた本です。
著者の青木さんは、富山県入善町生まれの方。
死者を納棺する仕事をされていた時の体験から、聖地カイラスへの巡礼へと導かれたそうです。
私も今までに、主人の両親と母の納棺に立ち会ってきました。
その時に感じたのは、悲しみではなく、旅立つ人を見送る厳かな神聖さでした。
何故、チベットの人々は、命がけでカイラスを目指すのか?五体投地をするのか?今の私には、少し理解出来ます。
深い悲しみや苦しみを経験した時に求める光。。。「宇宙や大地と一体になって永遠の今を生きること」
泥だらけの顔で五体投地をする少女の写真は輝いていて、生きる力を与えてくれます。
初めてこの本の写真を見た時に、懐かしさで胸が一杯になりました。
不思議ですね。
今も無意識に手にするのは、ヒマラヤ水晶です。