定命
2011-10-24 | 日記
毎朝、BSでNHKの朝ドラ「カーネーッション」を見て、慌しい朝の後の余韻でぼ~っとしていると、火野正平さんの「おやよう~ございます。」という益々ぼ~っとなる声で始まる自転車で日本を縦断する全然爽やかでない番組が流れます。
でも、この感じが私の朝にピッタリなんですけど。。。
ところが今日は様子が違ってて、寂聴さんの「青空説法」が始まって、東北の震災に遭われた方達に語りかけてました。
被災者の方も被災の状況を話されていて、思わず貰い泣きしてしまったのですが、その方達に寂聴さんが話されていたことの中に「定命」という言葉がありました。
人には、誰でも定められた命があるという意味です。
先週が母の命日だったことや、お客様からお借りして読んだ政木和三さんの本にも命の仕組みについて書いてあったことが、瞬間その言葉に繋がって心に響きました。
そして、どうしようもなく悲しいことや辛いことがあった時に、人は自然に手を合わせ一心に祈ってしまうものだけれど、それでも時が経てば少しづつ忘れていって、定命まで命を全うするものだと。
忘れていく自分を責めてはいけないと。
そういう経験は誰にでもあると思いますし、いま祈っている方が日本には沢山いらっしゃるのだろうと思いました。
「無心になった時に生命エネルギーが働きだして奇跡が起こる」と政木さんの本には書いてあったのですが、自分が救われたいから祈るのではなく、無心に祈らずにはいられない状況を体験することの意味がそこにはあるのかもしれません。
でも、この感じが私の朝にピッタリなんですけど。。。
ところが今日は様子が違ってて、寂聴さんの「青空説法」が始まって、東北の震災に遭われた方達に語りかけてました。
被災者の方も被災の状況を話されていて、思わず貰い泣きしてしまったのですが、その方達に寂聴さんが話されていたことの中に「定命」という言葉がありました。
人には、誰でも定められた命があるという意味です。
先週が母の命日だったことや、お客様からお借りして読んだ政木和三さんの本にも命の仕組みについて書いてあったことが、瞬間その言葉に繋がって心に響きました。
そして、どうしようもなく悲しいことや辛いことがあった時に、人は自然に手を合わせ一心に祈ってしまうものだけれど、それでも時が経てば少しづつ忘れていって、定命まで命を全うするものだと。
忘れていく自分を責めてはいけないと。
そういう経験は誰にでもあると思いますし、いま祈っている方が日本には沢山いらっしゃるのだろうと思いました。
「無心になった時に生命エネルギーが働きだして奇跡が起こる」と政木さんの本には書いてあったのですが、自分が救われたいから祈るのではなく、無心に祈らずにはいられない状況を体験することの意味がそこにはあるのかもしれません。