
お客様に初女さんの本を頂きました。
今年94歳で天に召されたと知って、初女さんの出演されている映画「地球交響曲」のDVDを久しぶりに観たところでした。
初めて映画を観た時から、初女さんが「霊的な喜び」について語っていらっしゃったのがずっと心に残っていたのですが、当時は言葉の深さを感じ取れるだけの経験はなかったと思います。
いまもその真意には遠く及ばないのですが、「霊的な喜び」を体験するには、自我を捨てて誰かのために無心で行動することが必要なのだと感じています。
そういえば、19日に出店する「黒部すえひろ市」の自己紹介に「霊感はありません」と書いて、のあさんに笑われてしまった…
霊感も私の中では、未知の感覚。
霊感は欲しいと思ったことはないのですが、霊的喜びは求めたいです。
さて本の話に戻りますが、子育ての終わった私には後悔だらけの内容でした。
それなら、子育て中の娘に読ませなきゃ!と思ったのですが、当人は本を読むのが大嫌い。
なので、小さな頃から本を読み聞かせていて、この本も読んでやりたいくらいです。
そんな娘も自分の子供には絵本を読んでやっているみたいなので、親のやったことは真似るみたいです。
ということは、私のやっていないことを娘ににやりなさいと言うのは、無理な話。
この本にも親の思いを押し付けてはいけないと書いてあったのでした。
本の題名にもある「心をかける」ということが、私は苦手です。
でも、心をかけてもらった経験は多く、本当に有難いです。
せめて毎朝主人に握っているおにぎりぐらいは、初女さんを見習って、心をかけたいと思いました。