日月 *HIZUKI* 日記

 天然石、手作りアクセサリーのご紹介と店主の日記

夏の思い出

2020-08-19 | 日記
おはようございます😊

お盆休みも終わり、当店は昨日からまた予約制での営業が始まりました。
ご予約ありがとうございます。

いつもとは違うお盆休み。
いかがお過ごしでしたか?

私は、ちょっとマニアックな場所へ出かけました。

樂翠亭美術館瞑想の郷も静かで好きな空間なのですが、こちらもそんな場所でした。



昨年の夏は、キャンプで出会ったカブちゃんの飼育に一生懸命になりました。

今年はキャンプも諦め、クワガタの捕獲も失敗に終わり…
孫と「ドラえもん」の映画だけは約束していたので2人で観に行くことに。

のび太が新恐竜の卵を発見するところからドラえもんと仲間たちの冒険物語が始まるのですが、孫にはその化石発掘のシーンがとても印象に残ったようで、帰宅してから化石の発掘に行きたいと言い出しました。

一昨年、福井の恐竜博物館へ行った時に化石発掘のイベントをしていたのを思い出したものの県外に行く訳にもいかず、諦めさせるつもりで一応県内で検索してみると、見つけてしまいました😅

八尾にある化石の資料館で、発掘体験が出来るみたいです。

知る人ぞ知るという感じがしたので、誰もいないだろうと思って次の日に行ってみると、車がすれ違えないような山道の先に資料館はありました。

思ったよりも立派な建物で、恐竜の骨や足跡も展示されていて、私達の他には親子連れが2組。
化石好きには、穴場だと思います。





孫は、化石発掘体験で石膏を割ってサメの歯を掘り出し大満足😀

そして、例によって孫よりもハマってしまったのが私で、特別展示の海の中の宝石「放散虫の化石」が美しかったです。





放散虫は、海に漂う動物プランクトンで、二酸化ケイ素というガラスに似た成分の骨格は化石になり易く、5億年前から姿を変化させながら存在しているそうです。

資料館では、放散虫の塗り絵も出来たのですが、その不思議な形に魅了されました。



もちろんこんな色はしていません😅
でも、何処かで出会ったことあるような気持ちになりました。

家に帰ってからも、この塗り絵を眺めながらいろいろ検索してみると、気になる本を発見!



すでにサメの歯の化石で満足そうな孫に、図書館でこの本を探そう!と私の方が盛り上がり、次の日は図書館へ。

司書のお姉さんが捜してくださって、ワクワクしながら読みました。

そして、あの塗り絵のスケッチを描いた人が、エルンスト・ヘッケルという生物学者だと知りました。

ヘッケルという人は、生物学者でありながら、画家を目指そうかと悩んだこともあるくらいの才能の持ち主で、顕微鏡で見た生物のスケッチを沢山描いていたそうです。

ヘッケルの本もキラリ3F | 富山市立図書館 の読書相談カウンターのお姉さんが捜してくださいました。
とっても親切です。



この本には、沢山の生物のスケッチがあって、自然のカタチの美しさに驚かされます。

特に放散虫は、どう見ても地球外生命体。
誰がこのカタチをデザインしたのでしょうか?
その進化の過程や生態は、まだまだ解明されていないそうです。

きっと他の星から来たんだろうなぁ。
ガラスの骨格を持っているのも意味がありそうです⭐️

孫が小学生になって自由研究の宿題が出たら、放散虫の研究を勧めてみよう📖🔍
コメント
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