【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

「高みから状況を俯瞰しているフリをする」

2011-03-02 06:16:13 | IT思想的
ビジネスにおいて、「高みから状況を俯瞰しているフリをする」というのも大事かな、と。
これってほとんどハッタリなんだけどね。


なんでこんなこと、書き始めたかというと。。
けっこう有名な経営者の年頭インタビューでね、これからは競合とパイを競いあってる時代じゃない、と。たとえば、協力しあって中国韓国の脅威(ビジネス上の)に対抗していかなければ!とかさ、ますます地球環境のことを考えていかなければ、とか、未来の日本の経済状況を見据えて、とか。。
そういうことを、エラそーに(※失礼)語っている。


まるで、他の競合の経営者と比べて自分はひとつ高いところから、日本の将来を考えてるんだよ、みたいな。。

こんなヤツに限って、市場占有率がライバルに追いつかれたりすると、すぐ激怒するんだよな。
なぜなら、経営者としての器が小さいから。(※さらに失礼)

上述したような、自分が頭ひとつ高みにいるようなハッタリかましてる時点で、経営者としての器は小さいんだよね。

経営者としての器が大きい人間は、もっと謙虚なんだよ。
そして、俯瞰した状況のことを考えていても、そんなのぺらぺらと言わないでしょ、ふつう。

それとまァ、納得感のハナシでさ、そういうハナシを大上段からかますにふさわしいと感じさせるヒトもいれば、「なにエラそーにいってんだよコノヤロー」と感じされるようなヒトもいる。


でもね、そういう器が身につくまでは、誰しもがハッタリからはいるんだろうな、というのも、わかる。